「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ」続編制作が決定！門脇舞以＆名塚佳織らがファンに感謝

「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ」のシリーズ完全新作アニメとなる劇場版『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ Licht 名前の無い少女』の公開記念舞台挨拶が8月29日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、イリヤ役の門脇舞以、美遊役の名塚佳織、ベアトリス役の釘宮理恵、エリカ役の諸星すみれ、ジュリアン役の花江夏樹が登壇。ステージでは続編制作の決定が発表となり、観客から大きな拍手が上がった。

4期におよぶテレビアニメシリーズ、前作の劇場版『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い』を越えた待望の続編となる本作。ある日突然魔法少女になったイリヤスフィール・フォン・アインツベルン(イリヤ)を主人公にしたシリーズで、本作では悲しい運命を背負った美遊、美遊のために世界の敵となると決めた士郎、すべてを守ると誓うイリヤを中心に、再び始まる魔法少女たちの壮絶な戦いを描く。

この日のために作られた、それぞれのキャラクターが描かれた色違いの特製マスクで登壇したキャスト陣。門脇は、“プリヤの夏”を重ねられていることを喜び、ファンを前に感謝を伝えた。またスケジュール上、出席が叶わなかったクロ役の斎藤千和からコメントが届くひと幕もあり、メッセージには今後も“プリヤファミリー”を応援してほしいという、温かな気持ちがつづられていた。

イリヤ対ベアトリス、イリヤ対ジュリアンの戦いも目が離せない見せ場となっている本作。キャスト陣から印象的なシーンやキャラクターに注ぐ愛情などが語られたが、門脇と釘宮はガチンコでぶつかり合うシーンを振り返った。全力を出し切って汗をかいたひと時となった様子で、同じテンションで戦える幸せを感じたという2人が晴れやかな笑顔を見せ合っていた。

また最後には、続編の制作決定が発表された。門脇は改めてファンに感謝を述べ、新たな救いの道が描かれる予感を吐露。ファンと未来への約束ができることを、大いに喜んでいた。続編の詳細は順次発表される。

取材・文/成田 おり枝