ジュード・ロウが背後から微笑む…『不都合な理想の夫婦』ポスタービジュアル解禁
ジュード・ロウとキャリー・クーンが夫婦役を演じる『不都合な理想の夫婦』が4月29日(金)に日本公開決定。あわせてポスタービジュアルが解禁となった。
『マーサ、あるいはマーシー・メイ』(11)でサンダンス映画祭の監督賞を受賞したショーン・ダーキンが監督を務める本作。サンダンス映画祭のプレミア上映で話題を巻き起こし、英国インディペンデント映画賞では6部門へのノミネートをはたした。主人公ローリーをジュード・ロウが、その妻アリソンをキャリー・クーンが演じている。また、監督のダーキンは、英米の両国で暮らした体験から自身で感じた文化的な差異をもとに脚本も手掛けている。
解禁となったポスタービジュアルに写るのは、社会的成功を求め、ロンドンに移住をしてきた夫婦の姿。二人は横並びではなく、前後に距離を取った状態で佇んでおり、夫のローリーはこれからの生活を想像し、薄っすら微笑んでいるように思えるが、一方の妻アリソンは顔の半分以上が影に隠れ、夫へのどこか疑惑の眼差しを浮かべているように見える。ポスターには「夢を追うほど、悪夢になった。」のコピーが添えられ、夫が野望に燃え、夢を追いかければ追いかけるほど、妻との心の距離は遠くなり、やがて絶望の淵に堕ちてしまうことを予感させる仕上がりとなっている。
誰もが羨むような理想の夫妻の“不都合”な真実とは？美しくもダークな極上の心理スリラーが体験できそうだ。
文/タナカシノブ
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