アラフィフの歌姫ジェニファー・ロペスの美貌に迫る。自称”シートマスクフェチ”な彼女の肌作りの秘訣は?|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
アラフィフの歌姫ジェニファー・ロペスの美貌に迫る。自称”シートマスクフェチ”な彼女の肌作りの秘訣は?

コラム

アラフィフの歌姫ジェニファー・ロペスの美貌に迫る。自称”シートマスクフェチ”な彼女の肌作りの秘訣は?

4月22日より劇場公開中なのが、春のワクワクにふさわしいロマンティックなラブストーリー、『マリー・ミー』だ。世界的な人気を誇る歌手、キャット役を演じるのは、J.Loことジェニファー・ロペス。キャットはショービズの世界で成功をおさめたポップスター。マルーマ演じる、人気急上昇中でセクシーな若手アーティスト、バスティアンとカップルで発表した新曲「マリー・ミー」を携えたコンサートで、大々的な“リアルタイム”のライブ結婚式を予定していた。

キャット(ジェニファー・ロペス)とバスティアン(マルーマ)は誰もが羨むスターカップルだったが…
キャット(ジェニファー・ロペス)とバスティアン(マルーマ)は誰もが羨むスターカップルだったが…[c]2021 Universal Pictures

しかしライブの開始直前に、バスティアンが自分のアシスタントと浮気する動画がリークされ、世界中が“見守る”なか、哀れみの視線を浴びることに。その時、娘に無理やりライブ会場に連れてこられ、たまたま曲名である「結婚してください」のプラカードを抱えていた数学教師のチャーリー(オーウェン・ウィルソン)に、キャットは舞台の上から「YES」の返事をして、世間を仰天させる。そしてチャーリーとキャットは共に時間を過ごすようになり、少しずつ距離を縮めていくが…。セレブを取り巻く世界とリアルな現実の世界を行き来しながら、本当の愛や幸せとはなにかと問いかけ、ストーリーは展開していく。

バスティアンと破局したキャットは、素朴な数学教師のチャーリー(オーウェン・ウィルソン)と出会う
バスティアンと破局したキャットは、素朴な数学教師のチャーリー(オーウェン・ウィルソン)と出会う[c]2021 Universal Pictures

本作を鑑賞後、強く印象に残るのは、キャットを演じるJ.Lo自身だ。ほぼ自伝なのでは、と思うほどジェニファー本人と重なる。そして圧巻なのが、その美貌。例えパンデミックで遅れていたとしても、本作の撮影時、ジェニファーは50歳(2022年公開時の現在は52歳)。巨大スクリーンであのクローズアップに耐えうるのは簡単なことではない。本作は彼女が“世界的なアーティスト、J.Lo”でなければ成立しない。つまり、あなたのような魅力のないオンナに誰も見向きしないのでは?と、少しでも思わせてしまったら、キャット役は務まらないのだ。しかしそんな心配は一切必要ないくらい、オープニングからエンドロールまで、スクリーンから彼女の魅力がダダ漏れであった。

ヘルシーなボディが魅力のジェニファー・ロペス
ヘルシーなボディが魅力のジェニファー・ロペス[c]SPLASH/AFLO

ジェニファーの魅力を語るのに欠かせないポイントは2つある。まずストーリーの中だけでなくリアルライフでも絶妙なのが、リップの使い方だ。長年彼女のメイクを担当し、J.Loスタイルを作り出したスコット・バーンズによると、ポイントは、コントゥアリングやアイメイクがしっかりしているぶん、リップは控えめにするということ。が、控えめというのは単に色が薄いとか引き算するのでなく、うるおいのツヤときらめきを忘れない、むしろ足すということだ。ジェニファーの十八番はピンクヌーディーだが、年齢を重ねると血色を足したくなるものだし、ピンクやヌーディーなカラーは、艶がないと老けへまっしぐらとなる、危険な色使いなのである。

真似したくなるほどかわいい、ジェニファーのリップメイク
真似したくなるほどかわいい、ジェニファーのリップメイク画像はJennifer Lopez(@jlo)公式Instagramのスクリーンショット

本作のジェニファーはどのシーン(朝起きたばかりの“ノーメイク”風)でもあまりに唇がかわいいので、彼女に少しでも近づきたくて、筆者はスコットのブランドのリップを購入してしまった。このリップグロスは、ラメの粒子が細かくきらめきが上品で、つやつや&ぷるぷるリップが手に入るのに、「中華料理食べてきましたか?」とならずに済み、オンラインミーティングの画面越しでもなんだかお疲れフェイスにならない優秀アイテムなのである。

筆者が購入したスコット・バーンズのリップ。お疲れ顔の救世主
筆者が購入したスコット・バーンズのリップ。お疲れ顔の救世主写真はhttps://scottbarnes.com/のスクリーンショット


そして、J.Loマジックに欠かせないもう1つが、肌。ジェニファーは自身の美容ブランド「JLo Beauty」を立ち上げており、単に名前を冠しているだけでなく、製品開発といったプロデュースにも携わっている。特に彼女は自称”シートマスクフェチ”らしく、自分のブランドを始める前は、かなりたくさんのブランドのシートマスクを試してきたという。

【写真を見る】すっぴんでもかわいい!ナチュラルなジェニファー・ロペス
【写真を見る】すっぴんでもかわいい!ナチュラルなジェニファー・ロペス画像はJennifer Lopez(@jlo)公式Instagramのスクリーンショット

そんなJLo Beautyから出しているシートマスク、THAT LIMITLESS GLOWは、ロペスのお墨付きで、これまたかなり優秀なアイテムだ。最近になって増えている、顔の上下2つに分かれているタイプで、顔の下半分用は、なんと耳にかけられる。顔にうるおい成分をしみこませるだけでなく、二重顎防止やたるみまでアプローチする巧妙さで、パンデミックのマスク生活を予期していたかのようで天晴れである。弾力のあるシートを10分後にはずしてみると、お肌はつるぴかに!40歳を超えた筆者には、シートマスク後は、せっかく入ったうるおいを逃がさないようにクリームで蓋をしたくなるところ、それもいらないかな?ぐらいのもちもち具合。このぴかぴかな様子、どこかで…と思っていて成分表を読んでいたら、それもそのはず、日本酒、米発酵成分が含まれていると表記してあった。既視感を得たのは、お米パック後のぷりぷり感だったのだ。気持ち高めの1枚18ドル(約2000円)だが、これは「健康的な肌は輝いてみえる」をモットーに謳うJ.Loスキンが手に入る近道である。

筆者が購入したJ LO BEAUTYのシートマスク。効果は立証済み!
筆者が購入したJ LO BEAUTYのシートマスク。効果は立証済み!

ジェニファーは、輝く肌を保つために、Sleep(睡眠)、Sunscreen(日焼け止め)、Serums(美容液)、Supplements(サプリ)、(vivir)Sano(母国語のスペイン語で、ヘルシーなライフスタイルの意)の、5つの“S"ルールを死守しているという。日本人が思う理想のセレブ体型からすると、細くはないかもしれないが、ジェニファーは踊るので、筋肉を落とさないことが大事だろうし、これは彼女が健康的なボディをしている証拠。50歳を過ぎ、時計を戻すようなどんな美容整形も可能な財力も持っているだろうが、それをせずに自然な方法で美をキープしているところがジェニファーの魅力だろう。

婚約したベン・アフレックとのパパラッチ写真はキス写真多め!
婚約したベン・アフレックとのパパラッチ写真はキス写真多め![c]SPLASH/AFLO

そしてなにより、最近婚約したベン・アフレックとの元さや交際で、かなりハッピーそう。やはり、J.Loリップは魅力的でベンはたまらないのか、恋の始まりだからか、パパラッチ写真はキスシーンにあふれている。年齢を言い訳にせず、イチ人間としての女性力をシンプルに追求しているから、第一線で活躍し続けられるのだろう。ベンとのマリッジライフがいまから楽しみだ。

文/八木橋 恵

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