挑戦し続ける俳優カン・ドンウォン、『ベイビー・ブローカー』は「一番自然な演技を披露した作品かも」IUとの“観覧車”名シーンの舞台裏も明かす - 3ページ目|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
挑戦し続ける俳優カン・ドンウォン、『ベイビー・ブローカー』は「一番自然な演技を披露した作品かも」IUとの“観覧車”名シーンの舞台裏も明かす

インタビュー

挑戦し続ける俳優カン・ドンウォン、『ベイビー・ブローカー』は「一番自然な演技を披露した作品かも」IUとの“観覧車”名シーンの舞台裏も明かす

「ハリウッド進出と映画製作など、挑戦したいことはまだいっぱいあります」

赤ん坊を盗んだ男たちが、ひょんなことから赤ん坊の実母と共に養父母探しの旅に出る姿を描く『ベイビー・ブローカー』
赤ん坊を盗んだ男たちが、ひょんなことから赤ん坊の実母と共に養父母探しの旅に出る姿を描く『ベイビー・ブローカー』[c] 2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED

子役たち以外にも、意外なつながりが明らかになった。BTS(防弾少年団)のメンバーで“テテ”ことVが、アメリカでのスケジュール中、帰国予定を前倒しにして『ベイビー・ブローカー』のプレミア試写会に参加したのだ。「Vとは共通の知り合いがいて仲良くなりました。『カン・ドンウォンさんに会いたい、紹介して』ってお願いしたそうです。同郷ではないですが、割と故郷が近くて、『小さい頃から町でカン・ドンウォンさんの話をたくさん聞きました』と言っていました(笑)。実は僕はプレミア試写会はあまり好きじゃないんです。招待できる人数にも制限があって、呼びたくても呼べない人もたくさんいますしね。でもVが遠くから祝いに来てくれたすごくうれしかったです」

第75回カンヌ国際映画祭に参加したカン・ドンウォン
第75回カンヌ国際映画祭に参加したカン・ドンウォン[c]2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED

今年デビュー20周年を迎えたカン・ドンウォンは、新しい一歩を踏み出すための準備をしている。アメリカのクリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシー(CAA)とマネジメント契約を締結し、ハリウッド進出を目前にしている。また、映画製作にも本格的に挑戦する予定だ。

「前からシナリオは着実に書いていて、今年の夏に自分がシナリオを担当した映画が公開される予定で、来年の下半期にもう一本を披露できるかも知れないです。勿論僕も役者として出演します。基本、自分のことを考えながらシナリオを書いていますので(笑)。俳優としては中堅になってきましたが、まだまだチャレンジしたいことがいっぱいあります。おもしろいプロジェクトもたくさん企画していますので、楽しみにしてください」

取材・文/柳志潤


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