トム・ハンクス主演『ピノキオ』日本語吹替版はピノキオ役に川原瑛都、ジミニー・クリケット役に山本耕史

ディズニーの不朽の名作をディズニープラスで実写映画化する『ピノキオ』(9月8日日米同時配信)。このたび、本作よりピノキオ、ジミニー・クリケットの日本語吹替版声優として川原瑛都、山本耕史の参加が決定。さらに、吹替版予告もあわせて解禁となった。

名曲「星に願いを(When You Wish Upon a Star)」などで知られるディズニーの名作アニメーションを実写映画化する本作。孤独に暮らすおじいさん、ゼペットが作った木彫りの人形であるピノキオはある日、妖精のブルー・フェアリーの魔法で命を授かることに。ピノキオは“本当の人間の子”になるという願いを叶えるため、学校に通うが、なにも知らず純真無垢であるがゆえにその道中で様々な誘惑や試練と直面することになる。

木彫りの人形の主人公ピノキオ役をドラマ「コタローは一人暮らし」や「未来への10カウント」に出演した子役の川原が務める。ディズニーは川原の起用について「9歳の少年らしい、元気でピュアな声をもちながら、加えてとても繊細な演技力を持ちあわせています。さらに歌もとても上手なので本作のピノキオ役にぴったりだと思いました」とコメントしており、名曲「星に願いを」の歌唱も担当していることが明らかも。

また、ピノキオを正しい方向に導く“良心”となるコオロギのジミニー・クリケット役を、ドラマ「鎌倉殿の13人」や「競争の番人」などの山本耕史が務める。山本は出演に関して「『ピノキオ』は本当に昔から有名なので知っていたのですが、記憶が古いか観た時が若すぎたのか、ストーリーを全部は把握できていなかったんです。改めてジミニー・クリケットのことを調べ、ピノキオと冒険をともにするキャラクターだと気付いたときは、この大役に挑戦できるきっかけを与えてくれたことがとても嬉しかったです」と喜びを語っている。

あわせて解禁された吹替予告編はピノキオとジミニー・クリケットの掛け合いがユニークに挿入されたもの。嘘をついたせいで鼻が伸びてしまったピノキオに「妖精の魔法みたいだね。天狗も真っ青だな」と返すジミニー・クリケットなど、息の合った演技が展開。ピノキオの可愛らしい姿や、学校に通う中で出会うキャラクターたちなど、ファンタジックな世界に期待が高まる。

「ゼペットの息子になりたい」と願うピノキオは、その願いを叶えることができるのか？実写映画としてよみがえる感動の名作に期待が高まる。

文/鈴木レイヤ