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英紙が選んだ今年のカンヌのファッションの女王は?

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英紙が選んだ今年のカンヌのファッションの女王は?

今年も大物女性セレブたちが華やかな装いを競い合ったカンヌ映画祭。英紙イブニング・スタンダードは、レッドカーペットのドレス姿だけでなく、昼間のフォトコールでの服装、プライベートでのファッションもすべて総合すると、今年のカンヌでもっともファッショナブルだったスターはエル・ファニングだったと報じている。

同紙は、エルとスタイリストのサマンサ・マクミレン(彼女はブリー・ラーソンのスタイリストも務めている)との相性は最高だと評し、彼女たちは今、世界中のファッション界の大物たちの注目を集めていると書いた。

『Ismael's Ghosts』のプレミアでヴィヴィアン・ウエストウッドのドラマチックなカスタムメイドのドレスに身を包み、キュートさとクラシックな優美さが同居した佇まいで絶賛された。カンヌ映画祭70周年記念ガラにはデリケートな花のモチーフが全体に施されたディオールのドレスでエレガントに登場。細いウエストが目立つデザインが彼女の華奢な体を際立たせた。

『How to Talk to Girls』のプレミアにはグッチの淡いグリーンのドレスで出席。裾に花のモチーフがあしらわれたデリケートなドレス姿は「まるで天使のよう」と表現された。同作のフォトコールのミニワンピもグッチのもの。60年代風の靴との組み合わせがお洒落と称賛されていた。

『The Beguiled』のフォトコールで着用したアレクサンダー・マックイーンの白いマキシ丈のドレスもスタイリッシュだったが、真打ちはロダルテのデザイナー、マレヴィ姉妹がデザインした淡いパープルのストラップレスのイブニングドレス。有名なエドガー・ドガの絵画「踊り子」をイメージしたというこのドレスはエルの可憐な美しさを引き立て、カンヌの女王にふさわしい劇的な装いだった。【UK在住/MIKAKO】

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