原田泰造、息子役の鈴木福にアドバイス「子どもの前で土下座はしないほうがいい!」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
原田泰造、息子役の鈴木福にアドバイス「子どもの前で土下座はしないほうがいい!」

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原田泰造、息子役の鈴木福にアドバイス「子どもの前で土下座はしないほうがいい!」

ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』(11月23日公開)の公開記念スペシャルイベントが18日、スパイラルホールにて開催され、親子役でボイスキャストを務めた原田泰造と鈴木福が登壇した。

【写真を見る】原田の「家族の絆」エピソードに大爆笑の鈴木
【写真を見る】原田の「家族の絆」エピソードに大爆笑の鈴木

本作はディズニー史上もっとも不思議な“もうひとつの世界”を冒険する家族を描く物語。原田が冒険家の父親へのコンプレックスで冒険嫌いとなった主人公の農夫、サーチャー役を、鈴木が父親とは正反対で偉大な祖父に憧れる好奇心旺盛な息子、イーサン役を演じている。

声優を務めることが決まった時には、「やった、やった、やったー!」とガッツポーズでよろこんだと明かした原田。鈴木も「初めて観たディズニー映画は『カーズ』。小さな頃から大好きで、『白雪姫』や『ダンボ』のようなクラシック作品も何度も観てきました。(すぐに)実感はわかなかったしビックリしたけれど、とにかくうれしかったです」と笑みを浮かべた。

「映画館で観てほしい作品」とニコニコ
「映画館で観てほしい作品」とニコニコ

イベント登壇前にスタッフから「ディズニーファミリーの仲間入りですよ」と声をかけられたという2人。原田は「ただのファンでしかなかったのに、(ディズニーファミリー)に入れるなんて幸せだね、とずっと福くんと話していました」とニコニコしながら報告。2人とも本作の参加を家族が大よろこびしているそうで、ネプチューンのメンバーの反応を訊かれた原田は「(名倉)潤ちゃんはすごくうらやましがっていたし、(堀内)健ちゃんは『おめでとう!』ってよろこんでくれました。健ちゃんも『おめでとう』って(普通に)言えるんだとびっくりしました」とお茶目に振り返っていた。


作品への参加を家族も大よろこびだったという
作品への参加を家族も大よろこびだったという

イベントでは原田、鈴木が登場するシーンの映像が流れた。お互いの演技についての感想を問われると鈴木は「泰造さんは普段からとてもいい声で。途中からサーチャーなのか泰造さんなのか分からなくなるくらい、似ているように見えました。すごく優しいお父さんで、愛情たっぷりなのが伝わってきました」と大絶賛。原田も鈴木の演技に同じ感情を抱いていたようで、「福くん(イーサンのように)反抗期なのかな?とキャラと一心同体な感じがしました」と語っていた。

過去の失敗話を明かす場面も
過去の失敗話を明かす場面も

イベントでは、本作のテーマにちなみ、家族の絆にちなんだ質問コーナーも。「家族に隠している秘密」を問われると「なんでもちゃんと話す家族なので、秘密がないんです」と答えた鈴木は「絞り出した結果、一つだけありました。この映画の結末は話していません!」と回答。

一方、秘密は「貯めていたお金」と答えた原田は「子どもがすごく小さい頃の話です。貯めていたお金が奥さんにバレて…。なかなか許してもらえなかったので土下座して謝ったら、子どもが“おうまさんごっこ”と間違えて僕の背中に乗ってきて(笑)」とほのぼのトークを展開。「子どもが小さい時は(目の前で)土下座しちゃダメよ、乗ってきちゃうから」と原田からアドバイスされた鈴木は「子どもができたときは、気をつけます(笑)」と、しっかり受け止めていた。

何でも話す家族でコミュニケーションもバッチリと胸を八田
何でも話す家族でコミュニケーションもバッチリと胸を八田

「家族の絆を感じる時は?」という質問に「日常から絆があると自信を持って言える家族なので、これというのが思いつかなくて…」と答えた鈴木。絆の秘訣を尋ねられると「なんでも話すこと」と答え、両親とも兄弟ともたくさん会話をし「いいコミュニケーションが取れていると思います」と誇らしげに微笑んだ。

「本当に福くんの家族は仲がいいよね」とニコニコの原田は、自身の家族の絆について「サウナ好きの僕の影響で、家族もサウナが好きになりました。家族で旅行に行く時も、宿泊先にサウナがあるとこを選びます!」と仲良し家族をアピール。この話を聞いた鈴木は「家族の絆って(目には)見えないけれど、なんか、そういう風に形になっているというのはいいですね」とコメントしていた。

笑顔で手を振っていた
笑顔で手を振っていた

本作は何度も観たいと思える作品だと話した鈴木は「ぜひ、劇場で迫力を感じてください」と呼びかけ、原田は「すごく不思議な世界の物語です。壮大な(世界の)物語と、身近な(家族の)物語が一緒に動いている世界観を、劇場で楽しんでいただけたら光栄です!」と笑顔で挨拶しイベントを締めくくった。

取材・文/タナカシノブ

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