山田孝之、芦田愛菜の初MCに「優しい気持ちになりますね」と笑顔!|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
山田孝之、芦田愛菜の初MCに「優しい気持ちになりますね」と笑顔!

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山田孝之、芦田愛菜の初MCに「優しい気持ちになりますね」と笑顔!

俳優・山田孝之の脳内世界を映像化する3D作品『映画 山田孝之3D』の公開記念舞台挨拶が6月17日にTOHOシネマズ新宿で開催され、山田孝之、芦田愛菜、松江哲明監督、山下敦弘監督が登壇。初の舞台挨拶MCを芦田が務め、初々しくもしっかりとした司会ぶりに山田が「優しい気持ちになりますね」と微笑んだ。

山田孝之がカンヌ国際映画祭に出品する作品の製作に取り組む姿を描いたドキュメンタリードラマ「山田孝之のカンヌ映画祭」をきっかけとして生まれた本作。

イリュージョンのような言葉と映像で山田の脳内世界を映像化するが、芦田から「公開を迎えられたお気持ちをお聞かせください」と言われた山田は、「なんとか止めようとしたんですが、止められなかった」と初っ端から爆弾発言をお見舞いした。

キャッチコピーには「山田孝之全告白」と謳われており、芦田が「すべてを告白してしまって後悔はありませんか?」と聞くも、山田は「あります。後悔しかないです」と再びマイナスコメント。「先ほど上映後の舞台挨拶をやったんですが、シーンとしていた。『ムカついた人、いますか?』と聞いたら、5、6人、手を挙げていた」とこぼし、会場に笑いを誘っていた。

めげずに進行を続け、「気になっていたことを質問したい」と切り込んだ芦田。「今の山田さんにとって、賞を獲るために映画をつくるという目的はないと思うんですが、今後、そういう気持ちになることはあると思いますか?」と投げかけると、山田は「いいえ、賞のことしか考えていません」とキッパリ。

続けて「いい芝居、いい映画、いい俳優。どうでもいい。僕は賞のことだけを考えて生きていきます。なんとかして、まずは日本アカデミー賞に呼んでもらう。18年やっていて、いまだに声がかからない」と悔しさを語り、「なんとしてでも、どんな手を使ってでも賞を獲りたいと思います」と目をギラつかせる。芦田は「そうだったんですね、うふふ」とかわいらしい笑顔を浮かべていた。

大人たちのトークをしっかりとまとめ、初MCを完璧にやりきった芦田は「いつもとは逆の立場なので、不思議な気分」と心境を吐露。山田は「優しい気持ちになりますね」、山下監督も「芦田さんがいるとホッとする」と芦田の名司会ぶりに癒されていた。【取材・文/成田おり枝】

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