レベッカ、17年ぶりの新曲を引っさげてツアーへ!初めての舞台挨拶で発表|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
レベッカ、17年ぶりの新曲を引っさげてツアーへ!初めての舞台挨拶で発表

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レベッカ、17年ぶりの新曲を引っさげてツアーへ!初めての舞台挨拶で発表

1984年にメジャーデビューし、大ブレイクしたバンド・レベッカのライブ映像を収めた劇場版『REBECCA LIVE'85 Maybe Tomorrow Complete』の一夜限りのプレミア上映が6月25日に行われ、新宿バルト9で開催された舞台挨拶にメンバーのNOKKO(Vo.)、土橋安騎夫(Key.)、高橋教之(Ba.)が登壇。17年ぶりの新曲に取り掛かっていることを明かした。

1985年12月25日に渋谷公会堂で行われた「REBECCA WORLD CONCERT TOUR〜Maybe Tomorrow」のライブ映像をノーカットで収録した本作。この日、小田原豊(Dr.)は、スケジュールの都合により欠席となった。

レベッカが映画舞台挨拶に登壇するのは初めてのこと。3人が登場するや、万雷の拍手が沸き起こった。NOKKOは会場中に手を振り笑顔。本作の映像を見た感想を聞かれると「人生で初めて自分のDVDを見た。自分のことを見たことがなかった。全部、見たことない」と告白。「すごかったんですね。びっくりしました」とまるで他人事のように話し、会場の笑いを誘っていた。

紅一点のヴォーカル・NOKKOのパワフルな歌声やファッションも話題を呼んだレベッカ。85年のライブはまさに大ブレイクの瞬間を捉えた伝説のライブとも言われており、みるみるうちにスターダムにのし上がった。

多忙を極める中、楽曲「Maybe Tomorrow」は「信濃町ソニーのロビーで詩を書いた」とNOKKO。「忙しくなってきていて、でも走らなきゃという感じでやっていた」そうだが、「この間カールスモーキー石井さんにお会いして話を聞いたら、当時(ロビーで)カールスモーキー石井さんたちがうるさくしていて、私が『うるさい!詩を書いているの!』って言ったんだって。普通は言わない。切羽詰まっているエピソードだなと思った」とブレイク時を振り返っていた。

また、7月25日(火)からは、実に28年振りとなるツアーを敢行する。豊富を聞かれたNOKKOは「新しい曲を引っさげて」とニッコリ。新曲は「神様と仲なおり/HELLO TEENAGE」以来17年ぶりのこととなり、ファンは熱狂。メンバーも充実感たっぷりの笑顔を見せ、鳴り止まぬ拍手とともに会場を後にした。【取材・文/成田おり枝】

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