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グラマラスな娼婦を襲う、猟奇殺人鬼!ダリオ・アルジェント監督の、“鮮血の美学”が帰還した『ダークグラス』

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グラマラスな娼婦を襲う、猟奇殺人鬼!ダリオ・アルジェント監督の、“鮮血の美学”が帰還した『ダークグラス』

<コメント>
●相沢梨紗(でんぱ組.inc)
「恐怖、鮮血、高揚、孤独。激烈なメンタル攻撃を受け、ふわふわと放心するような時間が愛おしくて大好きです。無事、ととのいました」

●綾辻行人(小説家)
「2020年代になって、ダリオ・アルジェント監督の新作を観ることができるとは!生きてて良かったです。ありがとうございます。歓喜のあまりいま、これまでの全作品を発表順に観直しているところです」

●奥浩哉(漫画家)
「ダリオ・アルジェント氏へ、 あなたの最新作のホラー映画を見て、改めてあなたの才能の凄さに圧倒されました。あなたはホラー映画の世界で、独自のスタイルと個性的な世界観を持ち、多くの人々を恐怖と興奮の世界に誘ってきました。私もクリエイターであなたの作品群は幼少期から何度も観てますが、私の作品の血肉になっています。いまもなお、あなたがこのように生気に溢れた作品を発表してくれることで私も大変勇気を貰えます。敬意を込めて、感謝を表します」

『サスペリア』のあの名キャッチコピーを再現したレトロポスターも制作されている
『サスペリア』のあの名キャッチコピーを再現したレトロポスターも制作されているCopyright 2021 [c] URANIA PICTURES S.R.L. e GETAWAY FILMS S.A.S.


●高橋ヨシキ(アートディレクター/映画ライター/サタニスト)
「アルジェントの『ダークグラス』越しに、『わたしは目撃者』となって『ジャーロ』の『インフェルノ(地獄)』を見る。『スリープレス』な 夜に轟く『鮮血の叫び』に、我々は『血の喝采』を送るのだ!」

●人間食べ食べカエル(人喰いツイッタラー)
「耳に突き刺さるクールな劇伴と予想の斜め上をいく展開で唯一無二のグルーヴを生み出す。新しさを取り入れつつも、このアルジェントの味は変わらない。丁寧さと乱暴の共存。これが観たかった。これを待っていました」

●平山夢明(作家)
「まさに御大が原点回帰の迫力。血、犬、ナイフ、そしてパイ!まさにこれはアルジェント版『暗くなるまで待って』と云っても過言ではない?齢82を超えて、ますますコクと旨味マシマシの天才の手腕をとくとご賞味あれ!」

●松本光司(漫画家)
「ダリオ・アルジェントへ、僕は子どもの頃に観た、貴方の映画『サスペリア』や『フェノミナ』で、ホラーは美しいんだということを知りました。80を越えたいまも、嬉々と血まみれジャッロ映画を撮るエネルギーに、本当に感服します」

『ダークグラス』は公開中
『ダークグラス』は公開中Copyright 2021 [c] URANIA PICTURES S.R.L. e GETAWAY FILMS S.A.S.

●矢澤利弘(アルジェント研究会代表・県立広島大学教授)
「これほど公開を待ち焦がれた映画があっただろうか。ダリオ・アルジェントの映画が怖いなんて当たり前、映像美だなんて当たり前だ。理屈はいらない。もしアルジェントに伝えることができるとしたら、この一言だけ。『ありがとうございました』」

●柳下毅一郎(映画評論家)
「少年は犬を愛するものだ、とハーラン・エリスンは語ったが美女もまた犬を愛するのである」

●山崎圭司(映画ライター)
「チャオ、ダリオ。これは貴方の集大成にしてニューモード。恐怖の原点である暗闇に獣の勘が息づき、黒い手が殺しを奏でると古い石畳が紅に染まる。娼婦は被害者であり、同時に真実を嗅ぎ当てる強かな追跡者。お見事!」

文/久保田 和馬

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