「どのジャンルにも当てはまらない“世にも異様な映画”」黒沢清監督の最新作『チャイム』が制作決定!|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
「どのジャンルにも当てはまらない“世にも異様な映画”」黒沢清監督の最新作『チャイム』が制作決定!

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「どのジャンルにも当てはまらない“世にも異様な映画”」黒沢清監督の最新作『チャイム』が制作決定!

『CURE』(97)で世界的注目を集め、『回路』(01)や『トウキョウソナタ』(08)などで国内外の映画ファンを魅了。『スパイの妻 劇場版』(20)で第77回ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞(監督賞)に輝いた日本映画界の巨匠、黒沢清監督最新作『チャイム』の制作が決定した。

本作について黒沢監督は「これは観た人があ然となり、観終わった後に恐怖が強く残ることを狙った作品です。 通常の物語で必要とされていることは一切説明されません。また、ホラーとかサスペンスといったジャンルにも当てはまりません。狂った映画、世にも異様な映画、それが今回の作品の狙いなのです」とコメント。

制作決定に合わせて、あらすじも公開。「ある料理スクールで、男性生徒の田代を教える松岡。田代は突然、“なにかの声”が聞こえると言い出す。料理教室でも田代は少し変だと言われているが、松岡は気にしない。しかし翌日、田代は『僕の脳の半分は入れ替えられて、機械なんです』と言いだし…」というものだ。


まだ多くのことがベールに包まれたままの『チャイム』は、Web3時代のメディア配信プラットフォーム「Roadstead」で2024年に独占販売を予定している。さらなる続報に乞うご期待!

文/久保田 和馬

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