『キングダム運命の炎』が2週連続No. 1！公開10日間で動員157万人＆興収22億円を突破

8月4日から8月6日までの全国映画動員ランキングが発表。前週にシリーズ最高のオープニング成績で首位発進を飾った山崎賢人主演の『キングダム運命の炎』(公開中)が2週連続でNo. 1を獲得した。

『キングダム』最新作がV2！3DCG版『クレヨンしんちゃん』も大ヒットスタート

【写真を見る】昨年公開の前作と同じペースで興収＆動員を積み上げている『キングダム運命の炎』[c]原泰久／集英社　[c]2023映画「キングダム」製作委員会

公開2週目を迎えた『キングダム運命の炎』は、この週末3日間で観客動員39万8000人、興行収入5億9500万円を記録。公開から10日間の累計成績では動員157万人、興収22億7100万円となり、昨年公開され最終興収51.6億円を記録した前作『キングダム２遥かなる大地へ』(22)とほぼ同水準の勢いをキープしている。

「クレヨンしんちゃん」が初の3DCGに！初日から3日間で興収4億を超える大ヒットスタート[c]臼井儀人/しん次元クレヨンしんちゃん製作委員会

今週は、新作タイトルが4作品もランクイン。そのなかで最上位の2位になったのは、国民的アニメ「クレヨンしんちゃん」シリーズを「モテキ」などで知られる大根仁監督のメガホンのもとで初めて3DCGアニメ化した『しん次元！クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦〜とべとべ手巻き寿司〜』(公開中)。

初日から3日間で動員32万2000人、興収4億1000万円を記録しており、この成績は2022年4月に公開され最終興収20.8億円を記録した『クレヨンしんちゃんもののけニンジャ珍風伝』(22)を上回る好成績となっている。

ディズニー＆ピクサー『マイ・エレメント』など、新作が続々ランクイン

3位にはディズニー＆ピクサーの最新アニメーションで、日本版声優を川口春奈とKis-My-Ft2の玉森裕太が務めた『マイ・エレメント』(公開中)が初登場。初日から3日間で動員25万5000人、興行収入3億3700万円を記録した。

ディズニー＆ピクサー最新作『マイ・エレメント』は3位スタート[c]2023 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

そして「トランスフォーマー」シリーズの最新作にして新章の幕開けとなる『トランスフォーマー／ビースト覚醒』(公開中)は6位に初登場。7位には京都アニメーション制作の人気アニメの新作『特別編響け！ユーフォニアム〜アンサンブルコンテスト〜』(公開中)がランクイン。

また、4位の『君たちはどう生きるか』(公開中)は累計成績で動員361万人、興収54億8000万円を突破。5位の『ミッション：インポッシブル／デッドレコニング PART ONE』(公開中)は累計成績で動員200万人、興収30億2000万円を突破。公開15週目もトップテン圏内にねばる『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(公開中)は累計動員950万人、興収も135億円を突破している。

公開15週目の『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は動員950万人を突破！[c]2022 Nintendo and Universal Studios

以下は、1～10位までのランキング(8月4日〜8月6日)

1位『キングダム運命の炎』
2位『しん次元！クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦〜とべとべ手巻き寿司〜』
3位『マイ・エレメント』
4位『君たちはどう生きるか』
5位『ミッション：インポッシブル／デッドレコニング PART ONE』
6位『トランスフォーマー／ビースト覚醒』
7位『特別編響け！ユーフォニアム〜アンサンブルコンテスト〜』
8位『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』
9位『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』
10位『仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐』『王様戦隊キングオージャーアドベンチャー・ヘブン』

今週は、世界的人気ファッションドールをマーゴット・ロビー主演で実写映画化した『バービー』、綾瀬はるか主演のアクション映画『リボルバー・リリー』、「呪怨」シリーズの清水崇監督とGENERATIONS from EXILE TRIBEがタッグを組んだ『ミンナのウタ』などが公開となっている。

※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記

文/久保田和馬