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杉咲花主演『市子』予告&ポスタービジュアル公開!釜山国際映画祭でのワールドプレミアも決定

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杉咲花主演『市子』予告&ポスタービジュアル公開!釜山国際映画祭でのワールドプレミアも決定

劇団チーズtheaterの人気舞台「川辺市子のために」を、同劇団を主宰する戸田彬弘が自らメガホンをとり、杉咲花を主演に迎えて映画化した『市子』(12月8日公開)。このたび本作の予告映像とポスタービジュアルが解禁された。

川辺市子(杉咲)は、3年間一緒に暮らしてきた恋人の長谷川(若葉竜也)からプロポーズを受けた翌日に忽然と姿を消す。途方に暮れる長谷川は、市子の行方を追って彼女の昔の友人や幼なじみ、高校時代の同級生などから証言を得ていき、市子がかつて違う名前を名乗っていたことを知る。そして部屋から見つけた一枚の写真をきっかけに、市子が生きてきた壮絶な過去と真実を知ることに。

解禁された予告映像は、セーラー服姿の市子が土砂降りの雨のなか、天を仰ぎ「全部流れてしまえ!」と大声で叫ぶシーンから始まる。市子が姿を消して途方に暮れる長谷川のもとに刑事の後藤(宇野祥平)が現れ、聞かされる耳を疑うような言葉。市子の行方を追う長谷川がたどり着く想像もしていなかった市子の過去と真実、そして市子が見せる大粒の涙の理由とははたして…。


また本日、10月4日(水)より開幕する第28回釜山国際映画祭のラインナップが解禁され、本作がコンペティション部門の一つであるジソク部門に選出され、ワールドプレミア上映されることが決定。同映画祭のプログラム・ディレクターを務めるナム・ドンチョル氏が「私たちは市子の過去を辿ってゆくにつれ、その境遇を理解するだけでなく、同時に、彼女を心から抱きしめてあげたい気持ちに駆られる」とコメントを寄せる本作が、海外でどのような評価を受けるのか。現地から届けられる続報に注目していきたい。

文/久保田 和馬

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