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『シアター・キャンプ』キャスト・スタッフ陣が作品の魅力をナビゲート「この映画は演劇界へのラブレター」

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『シアター・キャンプ』キャスト・スタッフ陣が作品の魅力をナビゲート「この映画は演劇界へのラブレター」

今年1月に行われたサンダンス映画祭でUSドラマ部門審査員特別賞(アンサンブル)に輝いたサーチライト・ピクチャーズ製作の『シアター・キャンプ』(10月6日公開)。ニューヨーク州北部のシアター・スクールを舞台に、変わり者の教師と破天荒な子どもたちが最高のミュージカルを作りあげようとする姿を描く本作。キャスト・スタッフが作品の魅力をナビゲートする特別映像からその魅力を探ってみよう。

ミュージカル・スターを集めるシアター・スクールに、存続の危機が訪れる!
ミュージカル・スターを集めるシアター・スクールに、存続の危機が訪れる![c]2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.

緑豊かな湖畔に佇むシアター・スクール“アディロンド・アクト”。長年ミュージカル・スターを目指す子どもたちを集めてきたこのスクールで、キャンプ開講を目前に校長が昏睡状態に。音楽指導教師のレベッカと演技指導教師のエイモスが例年通りレッスンをスタートさせる一方、校長の息子で演劇に無関心なトロイが経営に乗り出すのだが、内情は予想以上に火の車。そしてスクール存続のため、3週間後のキャンプ終了までに出資者の前で新作ミュージカルを披露しなければならなくなる。

このたび解禁された特別映像では、モキュメンタリーの手法を取り入れ、演劇にも似た生っぽさとドタバタ感を味わうことができる構成で描かれた本編映像やそのメイキング映像とともに、キャスト、スタッフ陣が本作に込めた想いを語る様子が収められている。脚本を手掛け、自らエイモス役で出演をしているベン・プラットは「この映画はラブレターだ。僕らを育ててくれた演劇界に捧げたい」と、劇中に演劇への愛を感じさせる描写がふんだんに込められていることをアピール。

【写真を見る】最高のミュージカルづくりを目指して奔走!モキュメンタリーで演劇っぽさとドタバタ感を演出
【写真を見る】最高のミュージカルづくりを目指して奔走!モキュメンタリーで演劇っぽさとドタバタ感を演出[c]2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.


またレベッカ役のモリー・ゴードンは「学校では凡人だった私が、コミュニシティ・シアターでは自分を解放して知性を発揮できた」と、ノア・ガルヴィンも「シアターは“避難所”だ。自分を表現する場を与えてくれる」と、“シアター・キャンプ”が特別な場所であったことを自身の経験を踏まえながら語っていく。彼らが演劇へのリスペクトと尽きぬ愛情を込めて生みだした、ユーモアと感動にあふれたハッピーなドラマを、是非とも劇場で楽しんでほしい。

文/久保田 和馬

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