上野樹里、ミュージカル「のだめカンタービレ」で再び「ぎゃぼーっ!」と叫ぶ!初舞台で透明感のある歌声も披露|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
上野樹里、ミュージカル「のだめカンタービレ」で再び「ぎゃぼーっ!」と叫ぶ!初舞台で透明感のある歌声も披露

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上野樹里、ミュージカル「のだめカンタービレ」で再び「ぎゃぼーっ!」と叫ぶ!初舞台で透明感のある歌声も披露

二ノ宮知子の大人気コミック「のだめカンタービレ」が初の舞台化。ミュージカル「のだめカンタービレ」が10月3日より東京・シアタークリエにて初日を迎えた。10月29日(日)までシアタークリエ、11月3日(金)、4日(土)は長野のサントミューゼで上演される。

【写真を見る】おなじみのシーンが次々と登場!上野樹里演じるのだめと三浦宏規扮する千秋真一の恋の行方は⁉
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“のだめ”上野樹里がミュージカルに初挑戦

ドラマ、アニメ、映画化された大人気コミック待望の舞台化には、豪華キャストが集結。落ちこぼれながら天才的なピアノの才能をもつ音大生、“のだめ”こと野田恵を、テレビドラマ、劇場版でのだめ役を演じた上野樹里が務め、同じ大学に通うエリート音大生で指揮者を目指す千秋真一には舞台「キングダム」で帝劇初主演を果たした三浦宏規が扮する。また、世界的なドイツ人指揮者、フランツ・フォン・シュトレーゼマンは、テレビドラマ、劇場版でも同役を演じた竹中直人が務め、のだめ役の上野と再共演を果たしている。そのほか注目の俳優たちが集結し、作品を彩る個性的なキャラクターたちを演じる。峰龍太郎役に有澤樟太郎、三木清良役に仙名彩世、奥山真澄役に内藤大希、江藤耕造役にはなだぎ武が扮している。

「のだめカンタービレ」といえば、音楽の存在が欠かせない。今回のミュージカルでは、作詞、演出、脚本を上田一豪、クラシック音楽監修を茂木大輔、さらに、上野の夫でもあるTRICERATOPSのボーカル&ギターの和田唱が音楽を担当している。和田にとってミュージカルへの音楽提供は本作が初となる。

強烈な出会いのシーン
強烈な出会いのシーン

舞台は子供時代の千秋が、恩師のヴィエラ先生に「いつか自分も指揮者になる」と誓うところから始まる。その後、音楽大学のピアノ科に在籍しながら指揮者を目指していた千秋だったが、ある日、担当教授の江藤とケンカ別れをしてしまう。酒に酔い、自宅の前で眠ってしまった千秋が目を覚ましたのはゴミに囲まれ、悪臭が漂う部屋。そこではのだめが美しいピアノソナタを奏でていて…。千秋はのだめの秘めた天賦の才を感じ取り、のだめは千秋の外見と音楽の才能に憧れ、彼にまとわりつくようになる。


本作で初のミュージカルに挑戦した上野だが、ドラマや映画ののだめそのままに、おなじみの口癖「ぎゃぼーっ!」を驚いた時、悲しい時、うれしい時と、さまざまなシーンで披露。のだめの独特の喋りは自然に歌となり、大好きな千秋先輩への想いを繊細に表現していく。上野扮するのだめの衣裳にも注目。カーディガンやワンピースを着こなす普段ののだめから、コンクール時の個性的でカラフルなドレス、さらに、女好きのシュトレーゼマンが千秋を連れて訪れるクラブではお色気ムンムン⁉のドレス姿も披露している。のだめの表情のようにコロコロ変わる衣裳は、観客を目でも楽しませてくれる。

劇中ではバレエも披露した三浦宏規
劇中ではバレエも披露した三浦宏規

音楽大学のピアノ科に在籍しながら、指揮者を目指す千秋を演じた三浦。舞台俳優として活躍する三浦は、ミュージカル「刀剣乱舞」シリーズやミュージカル「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」など数々のミュージカル作品に出演。主演を務めた舞台「キングダム」のほか、舞台「千と千尋の神隠し」などの話題作にも多数出演してきた。さらに、ディズニー楽曲のカバーアルバム「Disney 声の王子様 Voice Stars Dream Selection III」にも参加し、5歳から始めたクラシックバレエでは数々のコンクールで入賞を果たすなどの実力派。東京ワンピースタワー「ONE PIECE LIVE ATTRACTION~Welcome to TONGARI Mystery Tour~」では、モンキー・D・ルフィ役も務めた三浦が、本作では軽快な歌声や、コミカルな演技、さらにバレエまで披露し、その実力を存分に発揮している。のだめと千秋が初めてピアノをデュエットで演奏するシーンでは、モーツァルト「2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K.448」が流れる中、2人のピアノの調和を歌で見事に表現している。のだめの汚い部屋で目を覚ます、ファンにはおなじみののだめと千秋の出会いのシーンでも、軽快な歌とコミカルな動き、のだめに扮する上野との見事なコンビネーションで部屋の片付けをしていき、最後はのだめまできれいさっぱりに仕上げていくという流れるような場面は注目ポイントの一つだ。

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