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「劇場で観るべき作品」「一回観ただけじゃ足りない」感想コメントで探る「大雪海のカイナ」をリピートしたくなる理由

コラム

「劇場で観るべき作品」「一回観ただけじゃ足りない」感想コメントで探る「大雪海のカイナ」をリピートしたくなる理由

「映画が終わったあとも世界観が広がっていく」弐瓶勉ワールドの魅力

「BLAME!」、「シドニアの騎士」で独自のSF世界を構築してきた弐瓶。本作でも雪海に沈んだ世界で人々がどのように暮らし、道具や武器を作り、コミュニティを築いてきたのかが見えてくる、細部にまでこだわった設定、壮大で作り込まれたストーリーにも絶賛評が集まっている。

「とても深い部分まで意識を連れて行ってもらえる作品だなと思いました。海溝や浮遊棒、軌道樹や天膜、雪海の仕組みや役割について、観ながら考察したり答え合わせをするのが楽しかった!次はもっと隅々まで目を配って観たい…!」
「なんかもっともっといろんな細かい設定とか歴史とか人々の暮らしのこととか、知りたいと思ってしまうぐらいに複雑の凝縮って感じだった…!また観に行こう!」
「文明を知らない登場人物たちがそれでも勇敢に戦う姿には勇気をもらえるし、看板や大軌道樹と大雪海の意味などはとても深そうで考察しがいがある。映画が終わったあとも世界観が広がっていく感じを味わえてとてもよかったです!」

かつての文明は滅んでしまったが、看板などの遺物が各地に残っている
かつての文明は滅んでしまったが、看板などの遺物が各地に残っている[c]弐瓶勉/東亜重工開拓局

「現代社会に通じるものがある」世界観と設定

雪海の世界では水を確保するのが難しく、軌道樹から得られる水源が人々の頼り。しかし、それも底がつきかけており、戦争の原因にもなっている。資源を求めて争う姿には、「現実とリンクする」という声も。

「愛する誰かの為に戦い続ける姿や、世界の命運が掛かるなかでも諦めずに進んでいく姿がカッコいいです。現代に語りかけている作品だと個人的には思いました」
「壮大な世界観、水をめぐる争いが現代社会に通じるものがあると感じています」
「未来のカイナやリリハのような子どもたちのために語り継ぎたい優しくて心強いお話でした」

大軌道樹への航海は様々な危険に満ちている
大軌道樹への航海は様々な危険に満ちている[c]弐瓶勉/東亜重工開拓局

さらに、「映像美、音響美、監督に演者、皆さんの愛がこもった最高のラスト!感動で涙腺ゆるゆるでした」という大団円に感激する人、「何度もリピートしたい!」という人たちも。

「ストーリー展開がおもしろくてあっという間に感じられたし、最後の終わり方もとてもよかった。これはまた観たくなるし、テレビアニメももう一度観返したくなる」
「最後の結末、ああなるとは思わなかった!エンディングは目に焼き付いています~。また観たいっ!」
「世界観を理解するためには一回観ただけじゃ足りない気がするので、登場人物一人ひとりにスポットを当てて何度も観たくなりました」

このほか、弐瓶勉作品好きならニヤリとするディティールや展開が山盛りです」「童話のようなファンタジーの中にも弐瓶勉ワールド的えぐみもあって、壮大なストーリーを楽しめた。世界の全貌にゾワッと鳥肌が立ち、涙した」というコメントも。弐瓶作品ファンが楽しめるのはもちろん、観たことがない人も、普遍的なファンタジーがベースにある本作を入門編にしてもらってもよさそうだ。


巨大なロボット兵器、建設者によるバトルシーンも!
巨大なロボット兵器、建設者によるバトルシーンも![c]弐瓶勉/東亜重工開拓局
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