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“癒し系おっさん“の名言が疲れた心にぶっ刺さる!映画『つんドル』の人生迷子中な主人公に共感の嵐

コラム

“癒し系おっさん“の名言が疲れた心にぶっ刺さる!映画『つんドル』の人生迷子中な主人公に共感の嵐

『つんドル』は、年末に向けてデトックスにぴったりな、気持ちをそっと軽くしてくれる作品

アラサーは、仕事や恋愛、人間関係など人生の岐路に立ち、綺麗事だけでは生きていけないお年頃。厳しい現実に直面し、空回りしまくる安希子は、ありのままの自分を見つめて、前に進むことができるのか。

ササポンの「適当に」という言葉が好きだという声が多かった
ササポンの「適当に」という言葉が好きだという声が多かった[c]2023 映画「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」製作委員会


「肩の力を抜いていこうと思えました。」(30代、女性)
「流れに任せた生き方をそのまま受け止め前向きに生きる」(50代、女性)
「私も少しでも前に進めるかな?と勇気をもらいました」(20代、女性)


20代最後、29歳の誕生日にアラサー、安希子が本音をぶちまける!「来年の誕生日はどうするんだろう……10年後、そのもっと先、1人でおばあちゃんになるのかな……」と漠然とした不安が押し寄せ、「幸せになりたーい」と叫んだ安希子。続くように親友の景子とヒカリも本音を爆発させる。

「周りの人がどうであれ、自分が幸せと思える人生を歩みたい」(20代、女性)
「疲れた時にまた観たいと思った」(20代、女性)

自分らしさとはなにかということも、安希子がササポンとの同居生活から学んだことのひとつだ。「自分のことを必要以上に年寄りだと思わない方がいい」と29歳の誕生日を迎え、不安が増し増し状態の安希子にササポンがかけた言葉だ。

「輝いている知り合いを見るとすぐ羨ましくなってしまうタイプだけど、おっさんの言葉でひねくれている部分がなくなったように思う。悩んでいたことがどうでもよくなった。」(20代、女性)
「自分の望みをハッキリさせたいなと思いました。」(20代、女性)


映画を観ると、いろいろあるけれど明日もちょっと頑張ってみようかなという気持ちになる。家族でも恋人でもない。他人のおっさんと出会うことで再生された安希子の人生に、「とにかく生きてればいいなと思いました。」(20代、男性)、「『死ぬことない』が勇気もらえました」(30代、女性)との声も。将来に悩み、現実に凹み、不安を抱えていれば、心が疲れてしまうことや時には折れてしまうこともある。そんなときに「自分だけじゃない」という気持ちで心をフッと軽くして、整えてくれる作品だ。

文/タナカシノブ


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