変わり者の教師と子どもたちがミュージカルを作り上げる『シアター・キャンプ』ディズニープラスで配信スタート！

『リトル・ミス・サンシャイン』(06)や『ジョジョ・ラビット』(20)などを手がけてきたサーチライト・ピクチャーズが贈る『シアター・キャンプ』(23)。本作が、本日6日17時よりディズニープラスの「スター」で見放題独占配信される。

アカデミー賞をにぎわせる感動作を送りだしてきたサンダンス映画祭で2023年1月ワールドプレミア上映が行われ、USドラマチック審査員特別アンサンブルキャスト賞を受賞した本作。舞台は、ニューヨーク州北部の緑豊かな湖畔に佇むシアタースクール、アディロンド・アクト。長年ミュージカル・スターを目指す子どもたちを集めるこのスクールで、今夏のキャンプ開校を目前にして校長が昏睡状態に。毎年講師を務めている音楽指導教師のレベッカ(モリ―・ゴードン)と演技指導教師のエイモス(ベン・プラット)が今年の演目を発表し例年通りレッスンをスタートさせる。一方、演劇に無関心な息子トロイ(ジミー・タトロ)が経営に乗りだすが、内情が予想以上に火の車であることが明らかになる。彼らは皆が愛するスクールの存続のため、3週間という期間で新作ミュージカルを完成させるという挑戦に臨むことに。

プロデューサー、監督、脚本を務めたモリー・ゴードンとニック・リーバーマンは本作の制作にあたり「私たちの目標は、真の連帯感を持ちつつ、つまり俳優とスタッフたちが自分たちのものを作り上げるという主体性を持って、作品を生みだすことでした」と明かした。本作は、制作陣らが子どものころに参加し、様々な人たちとつながる場所となった演劇キャンプの体験をもとに、演劇への尽きぬ愛を込めて作り上げられている。

キャンプ終了までに彼らは舞台を成功させることができるのだろうか？ミュージカル、舞台の素晴らしさの先に待つ感動をぜひ楽しんで欲しい。

文/鈴木レイヤ