『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』がNo. 1スタート!“ウォンカ役”はティモシー・シャラメ人気に火を付けるのか - 2ページ目|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』がNo. 1スタート!“ウォンカ役”はティモシー・シャラメ人気に火を付けるのか

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『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』がNo. 1スタート!“ウォンカ役”はティモシー・シャラメ人気に火を付けるのか

『映画あの花』『窓ぎわのトットちゃん』も初登場!

さて、再び今週の動員ランキングに話を戻そう。初登場で2位にランクインしたのは、TikTokを中心に話題を集め累計発行部数85万部を突破した汐見夏衛の同名小説を映画化した『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(公開中)。連続テレビ小説「舞いあがれ!」でヒロインを務めた福原遥と、現在放送中の連続テレビ小説「ブギウギ」で相手役を務める水上恒司のダブル主演となれば話題性も充分。

【写真を見る】純愛小説映画化の新たな代表作に!?『映画あの花』が大ヒットスタート
【写真を見る】純愛小説映画化の新たな代表作に!?『映画あの花』が大ヒットスタート[c]2023「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」製作委員会

現代の女子高生が1945年にタイムスリップをし、そこで出会った特攻隊員に惹かれていくという純愛ストーリーが展開する本作は、初日から3日間で動員24万6500人、興収3億2200万円を記録。これは昨年3月に興収30億円を記録した『余命10年』(22)のオープニング成績を上回る好成績。コンスタントに作られている純愛小説の映画化作品からは定期的にヒット作が生まれており、本作もその仲間入りを果たすことになるだろう。

3位には前週に引き続き『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』(公開中)がランクイン。週末3日間の成績は動員16万6300人、興収2億4900万円で、動員は前週対比118%。公開初週から毎週右肩上がりの動員、興収を記録しており、公開4週目の週末にして初週末の150%近い成績をたたきだすのはかなり異例。すでに累計成績では動員81万人、興収11億5000万円を突破。この“現象”がどこまで持続するのか注目だ。

『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』は公開4週目にして初週末対比150%の動員を記録
『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』は公開4週目にして初週末対比150%の動員を記録[c]映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」製作委員会

2週連続で首位を飾っていた『翔んで埼玉〜琵琶湖より愛をこめて〜』(公開中)は週末3日間で動員13万3100人、興収1億8900万円で4位となり、累計成績では動員107万人と大台を突破。興収も14億7700万円となっている。また、北米で見事なオープニング成績を打ち立てた『ゴジラ-1.0』(公開中)は、公開6週目で5位となり、累計成績は動員270万人、興収41億5400万円を突破している。


そして、黒柳徹子が自身の幼少期を描いた世界的ベストセラー小説を、「映画ドラえもん」シリーズを手掛けてきた八鍬新之介監督のメガホンでアニメーション映画化した『窓ぎわのトットちゃん』(公開中)は6位に初登場を果たした。

『窓ぎわのトットちゃん』は6位にランクイン
『窓ぎわのトットちゃん』は6位にランクイン[c] 黒柳徹子/2023 映画「窓ぎわのトットちゃん」製作委員会

以下は、1~10位までのランキング(12月8日〜12月11日)

1位『ウォンカとチョコレート工場のはじまり
2位『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』
3位『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』
4位『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』
5位『ゴジラ-1.0』 
6位『窓ぎわのトットちゃん』
7位『首』
8位『青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない』
9位『ナポレオン』
10位『怪物の木こり』


今週末は、ウォルト・ディズニー・カンパニーの創立100周年を記念して製作された長編アニメーション『ウィッシュ』(12月15日公開)、スタジオジブリ作品で活躍したアニメーターの百瀬義行監督がメガホンをとったスタジオポノックの長編第2作『屋根裏のラジャー』(12月15日公開)などが公開を控えている。


文/久保田 和馬

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