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「マイ・デーモン」「Sweet Home」がヒット中!入隊を控えるソン・ガンが演じた歴代キャラクターを振り返る

コラム

「マイ・デーモン」「Sweet Home」がヒット中!入隊を控えるソン・ガンが演じた歴代キャラクターを振り返る

ヒューマンドラマでもファンタジーでも、出演作にハズレなし!

2023年はソウルを皮切りに東京、ジャカルタ、クアラルンプール、シンガポール、バンコクの6か国を回るファンミーティングを開催
2023年はソウルを皮切りに東京、ジャカルタ、クアラルンプール、シンガポール、バンコクの6か国を回るファンミーティングを開催Netflixシリーズ「Sweet Home -俺と世界の絶望-」シーズン2独占配信中

わずか4年の間にさまざまなジャンルやキャラクターにチャレンジし、作品ごとに驚くほど違う顔を見せてきたソン・ガン。そして、2023年は、11月から主演作「マイ・デーモン」がNetflixで配信されている。本作は本物の悪魔と、とてつもなく傲慢で悪魔のように冷徹な性格の財閥令嬢が契約結婚したことから始まるファンタジーラブコメディ。ソン・ガンが演じるのは、人間を絶望から救う代わりに、その魂をやり取りすることで永遠の命を教授してきたデーモン(悪魔)のチョン・グウォン。ホテルのレストランで食事中の彼は、財閥グループの令嬢ト・ドヒに見合いの相手と間違われるというアクシデントに遭う。その夜、殺人鬼に襲われたドヒの命を救ったグウォンは、自分の手首にあったデーモンのタトゥーがなぜかドヒの手首に移り、デーモンとしての能力も失ってしまう。ただ、ドヒの手を握ると能力が戻ることに気づく。一方、財閥内に敵が多く孤立無援のドヒ。しかも、正体不明の殺人鬼に狙われているドヒはグウォンの弱味を握ると、自分のボディガードにならないかと持ち掛ける。グウォンは力を取り戻すため彼女と過ごすうちに、次第に心惹かれていく…。

キム・ユジョンと相性抜群な掛け合いを見せる「マイ・デーモン」
キム・ユジョンと相性抜群な掛け合いを見せる「マイ・デーモン」Netflixシリーズ「マイ・デーモン」独占配信中

完全無欠で魅力的なデーモンのグウォンを演じるソン・ガン。悪魔はシャープでなければと考えた彼は10kgほど減量して撮影に臨んだという。おかげで、今までになく高身長で小顔というパーフェクトなビジュアルが際立っている。また鍛え上げた筋肉美も見事で、シャツをはだけた際にチラリと覗く胸筋やバキバキに割れた腹筋が何ともセクシー。すっかり大人の男のたたずまいで魅了してくる。ドヒ役を務めるのは、「雲が描いた月明り」「ホンチョンギ」などで知られるキム・ユジョンたが、極度の人間不信で悪魔顔負けの非情な令嬢をゴージャスに演じる彼女とのケミもいい。悪魔と人間のファンタジックなラブストーリーに、ヒロインを狙う殺人鬼や財閥内の人間模様もスリリングで、グイグイと引き込まれるはずだ。

そして、12月からは「Sweet Home-俺と世界の絶望-」シーズン2の配信が始まった。 “グリームホーム”というアパートを舞台に、残忍なモンスターと化した人間たちと死闘を繰り広げ、そんな戦いのなかでソン・ガン演じる高校生ヒョンスは感染しながらも、怪物化することなく特殊感染者としてグリーンホームの仲間たちと戦う姿が描かれた前作。シーズン2ではグリーンホームを離れた生存者たちは軍によって、安全キャンプに移送される。しかし、そこも安息の場ではなく、モンスターたちとの戦いを余儀なくされる。一方、ヒョンスはワクチンの研究を進めているパムソム特殊災難基地へと連れて行かれるが…。新たな舞台に加えて、新キャラクターも登場。物語はよりスケールアップし、謎も深まっていく。それぞれが生き残るために、決断を迫られ、死闘を繰り返す過酷な世界。とくに、特殊感染者のヒョンスは人間か怪物かの選択に苦悩、葛藤することになっていく。果たして、ヒョンスの運命は? アクションもスケールも格段にパワーアップした本作でのソン・ガンの活躍ぶりは目を見張る。

役作りのために7kgの増量をした「Sweet Home -俺と世界の絶望-」シーズン2
役作りのために7kgの増量をした「Sweet Home -俺と世界の絶望-」シーズン2Netflixシリーズ「Sweet Home -俺と世界の絶望-」シーズン2独占配信中

続くシーズン3は2024年夏に配信予定。今年9月には自身2度目となる来日ファンミーティングが開催され、日本での人気も絶大だ。だがすでに報じられている通り、ソン・ガンは軍への入隊が決まっており、この「Sweet Home」シーズン2が入隊前の最後の作品になる。新作2本が配信開始されたいま、ファンはもちろん、これまで未見だった人もぜひ、ソン・ガンの魅力に触れてみてほしい。


文/前田かおり


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