真田広之が“渾身の一作”「SHOGUN 将軍」を引っ提げ緊急帰国!躍動感あふれるキービジュアルもお披露目|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
真田広之が“渾身の一作”「SHOGUN 将軍」を引っ提げ緊急帰国!躍動感あふれるキービジュアルもお披露目

映画ニュース

真田広之が“渾身の一作”「SHOGUN 将軍」を引っ提げ緊急帰国!躍動感あふれるキービジュアルもお披露目

真田広之が主演とプロデューサーを兼ね、ハリウッドが圧倒的スケールで放つ超大作「SHOGUN 将軍」が2月27日(火)よりディズニープラス「スター」にて独占配信が開始される。このたび真田ら豪華ゲストやスタッフ陣がプロモーションで来日することが決定。さらに真田が演じる主人公の吉井虎永らの躍動感あふれるキービジュアルが解禁された。

【写真を見る】アンナ・サワイ演じる『SHOGUN 将軍』戸田鞠子のキービジュアル
【写真を見る】アンナ・サワイ演じる『SHOGUN 将軍』戸田鞠子のキービジュアル[c]2024 Disney and its related entities

戦国時代の日本を描くジェームズ・クラベルによる小説「SHOGUN」を、『トップガン マーヴェリック』(22)の原案を手掛けたジャスティン・マークスや真田らハリウッドの製作陣が、徳川家康ら歴史上の人物にインスパイアされた“関ヶ原の戦い”前夜を描くドラマシリーズとして新たに作り上げた本作。窮地に立たされた戦国一の武将、虎永(真田)と、その家臣となった英国人航海士の按針(コズモ・ジャーヴィス)、2人の運命の鍵を握る謎多きキリシタン戸田鞠子(アンナ・サワイ)らが関わった、歴史の裏側で起こったとされる壮大な“謀り事”を描きだす。

早くも世界中から大きな注目を浴びるなか、ハリウッド作品初主演&プロデューサーを務める真田やサワイ、ジャーヴィス、そしてエグゼクティブ・プロデューサーを務めたマークスらの来日が決定。2月19日(月)に都内劇場で、1話&2話を上映するジャパンプレミア上映会、2月20日(火)には都内某所で大ヒット祈願イベントが決定しており、主要キャストやスタッフ陣が本作の舞台となる日本に集結する予定だ。

ハリウッド製作の連続ドラマで初主演&プロデューサーを務める真田は、子役デビュー後、アクションから時代劇まで幅広く主演を飾り一躍人気の俳優に。主演映画『たそがれ清兵衛』(02)がアカデミー賞の外国語映画部門にノミネートされ、同年トム・クルーズ主演『ラスト サムライ』に出演。その後、ハリウッドでの活躍の幅を広げ『ウルヴァリン:SAMURAI』(13)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)、『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(23)など大作映画に出演し、キアヌ・リーブスから“マスター”と慕われるなど、ハリウッドでの人望も厚く、いまや世界を代表する俳優の1人だ。そんな真田が日本での配信を迎える2月に緊急帰国を果たすことが決定。なお真田の帰国は『ブレット・トレイン』(22)以来となる。

真田は本作について「数年にわたり関わってきましたこの作品がようやく完成し、皆様にお披露目できることを大変うれしく、光栄に思います。困難ないまの時代だからこそ、戦乱の世に不屈の精神で平和な世を築こうとした虎永の様な人物像が求められているのではと感じ、精一杯魂を吹き込みました」と熱い想いを語っている。海外メディア向けの初のスクリーニング記者会見では、上映後に拍手喝采が起こるなど、真田が描く渾身の一作に世界中から大きな注目が集まっている。真田はプロデューサーとして、そして戦国最強の武将、虎永として、自身の母国であり本作の舞台となる日本の地で、本作に懸けた想いを日本中のファンに伝えるべく、メディアの取材やイベントに出席する予定だ。

『SHOGUN 将軍』ジョン・ブラックソーン(コズモ・ジャーヴィス)のキービジュアル
『SHOGUN 将軍』ジョン・ブラックソーン(コズモ・ジャーヴィス)のキービジュアル[c]2024 Disney and its related entities

あわせて解禁となったのは、虎永をはじめ、虎永の領地へ漂着する英国人航海士、ジョン・ブラックソーン(後の按針)、語学に堪能でキリスト教を信仰し按針の通訳を命じられる鞠子など、物語の中心担う登場人物らの熾烈な戦いを予感させるキービジュアル。覇権を狙う、最大のライバルである石堂和成ら五大老と敵対し命をかけて戦う虎永は、日本に漂着した按針を利用して窮地を脱するが、按針から世界を見聞きし幾度も命を救われることで、彼を侍の地位に取り立てることに。さらに通訳を命じられた鞠子も按針と特別な関係を結んでいく。虎永とともに熾烈な戦いに身を投じる按針、鞠子もまた本作で見逃せない重要人物となっている。

按針の手を借りるも、五大老の脅威は次々と迫り虎永は絶体絶命の窮地に陥るが、虎永の天下獲りに向けた種まきは、按針の漂着からすでに始まっていた。1秒たりとも目が離せない臨場感あふれる戦い、そして観る者すべてが騙される虎永の壮大な“謀り事”まで、戦国時代が誰も見たことのないビッグスケールで描かれる。

そのほか、危険な野心を持つ虎永の家臣、樫木藪重役に浅野忠信、ブラックソーンの船が発見された漁村で藪重に仕える若き武将、樫木央海役に金井浩人、虎永の最大のライバルである武将、石堂役に平岳大、夫と子どもを失った悲しみのなか新たな目的を見つけなければならない未亡人、宇佐見藤役に穂志もえか。さらに虎永の信頼する武将で親友の戸田広松役を西岡徳馬、鞠子の嫉妬深い夫、戸田広勝(文太郎)役を阿部進之介、虎永の息子で、自分の力を証明したいと強く願う生意気な吉井長門役を倉悠貴、全国にその名を轟かせる遊女菊役の向里祐香、そして虎永の権力に終止符を打つためなら手段を選ばない、世継ぎの母として尊敬される落葉の方役を二階堂ふみが演じるといった、二度とない豪華キャストの共演が実現。


そんな熱い視線を浴びている戦国スペクタクル・ドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」。FXプロダクションが担当した本シリーズは全10話のリミテッドシリーズで、初回は2話配信、その後毎週1話ずつ配信となる。確かな実力を持つ制作陣も参加し、日本人のキャスト&制作陣がハリウッドとともに描く本作に期待が高まる。

文/山崎伸子

※西岡徳馬の「徳」は旧字体が正式表記

作品情報へ