舞台は田舎町から大都市へ『クワイエット・プレイス:DAY 1』日米同時公開決定!ティザー予告&海外ポスター世界同時解禁|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
舞台は田舎町から大都市へ『クワイエット・プレイス:DAY 1』日米同時公開決定!ティザー予告&海外ポスター世界同時解禁

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舞台は田舎町から大都市へ『クワイエット・プレイス:DAY 1』日米同時公開決定!ティザー予告&海外ポスター世界同時解禁

サバイバル・ホラーシリーズ『クワイエット・プレイス』シリーズの最新作『A Quiet Place: Day One(原題)』が邦題を『クワイエット・プレイス:DAY 1』として6月28日(金)より日米同時公開されることが決定し、ティザー予告編と海外版ポスターが解禁された。

本作は突如出現した、“音”に反応しその全てに襲い掛かる“なにか”――そんな謎の生命体に支配され崩壊した世界を舞台に、沈黙を守り生存を試みる家族の姿を描いたサバイバル・ホラー「クワイエット・プレイス」シリーズの最新作。1作目の『クワイエット・プレイス』(18)は“決して音を立てていけない”という斬新な設定に観客たちも息を殺し、映画館から‟音”が消える新現象を巻き起こし世界的大ヒットを記録。続く第2作『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』(21)では、主人公たちが新たな避難場所を求めて旅立つ姿が描かれた。

世界が沈黙した日「DAY 1」を描くシリーズ最新作の舞台は、これまでの田舎町から一転、音を出さないことが不可能な大都市ニューヨーク。阿鼻叫喚の群衆、そして彼らの日常が破壊されてゆく様子がスリリングに描かれていく。これまで語られてこなかった“なにか”の襲来を映しだすことで、作品はディザスター映画の要素を帯び、圧倒的なスケールアップをはたしている。

このたび公開されたティザー予告編は1作目、2作目の名シーンを交えつつ、シリーズお馴染みの日数表記が遡る形でカウントダウンしていき「DAY 1」の文字と共に舞台は一気にニューヨークへ。本作の主人公となる女性が猫を抱えながら大通りを歩いていると、突如火球と共に謎の物体が群衆の中に降り注ぐ。予期せぬ事態に為す術もなく混乱に陥る人々、焼け落ちる橋、最後にはビルから降り注ぐ大量の“なにか”の姿など、世界が瞬く間に崩壊していく様子が活写される。舞台も“即死度”も大幅にスケールアップし、生存がより困難になった状況で、音を消すことが生存への唯一の道であることに、いかに気づき突破口を見出せるのか、サバイバルを強いられた人類の姿が収められている。

さらにあわせて解禁されたポスタービジュアルでは、逃げ惑う群衆のなか、息を殺そうと口元を押さえ、1人絶望に立ちすくむ主人公の姿が映しだされている。

主人公の女性役には『それでも夜は明ける』(14)で第86回アカデミー賞助演女優賞を受賞し、ホラー映画『アス』(19)では2役を演じ分けるなど、ドラマ性が高い作品からホラーまで幅広い演技に定評があるルピタ・ニョンゴ。彼女と共に“なにか”の脅威から逃れることとなるキャラクターには世界的大人気ドラマ「ストレンジャー・シングス」のシーズン4に出演し、知名度を一気に上げたジョセフ・クイン。そのほかにもシリーズ2作目にも登場した本シリーズのキーパーソン、ジャイモン・フンスーなど実力派キャストが脇を固める。監督を務めるのはニコラス・ケイジ主演のスリラー映画『PIG/ピッグ』(22) で注目を集めた新鋭監督マイケル・サルノスキ。また、前2作の監督を務め、記念すべき1作目では実生活でもパートナーであるエミリー・ブラント演じる主人公の夫役として出演したジョン・クラシンスキーが本作ではプロデューサーとして製作陣に名を連ねている。


シリーズの前2作を圧倒的に凌駕するスケールと恐怖が描かれる本作。シリーズならではの張り詰めた緊張感を、ぜひ劇場で体感してほしい!

文/スズキヒロシ

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