『デューン 砂の惑星PART2』ワールドプレミアでゴージャス衣装の超豪華な顔ぶれが勢揃い！アニャ・テイラー＝ジョイの出演も明らかに

『メッセージ』(16)『ブレードランナー 2049』(17)のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が、砂の惑星デューンを巡る壮絶な宇宙戦争を描くSFアクション超大作『デューン 砂の惑星PART2』(3月15日公開)。本作のワールドプレミアが現地時間2月15日にロンドンのレスター・スクエアで開催され、主演のティモシー・シャラメ、ゼンデイヤをはじめとする超豪華キャスト＆スタッフが幻想的な“砂のカーペット”に集結し、大歓声を浴びた。

登壇したのはティモシー・シャラメ(ポール役)、ゼンデイヤ(チャニ役)、オースティン・バトラー(フェイド＝ラウサ役)、フローレンス・ピュー(皇女イルーラン役)、レベッカ・ファーガソン(レディ・ジェシカ役)、ジョシュ・ブローリン(ガーニイ・ハレック役)、レア・セドゥ(レディ・フェンリング役)、ステラン・スカルスガルド(ハルコンネン男爵役)、スエイラ・ヤクーブ(シシャクリ役)、ドゥニ・ヴィルヌーヴ(監督)、ハンス・ジマー(音楽)といったそうそうたる顔ぶれ。監督のヴィルヌーヴは、プレミア会場について「たくさんの情熱に包まれて感動的」と話し「ついに初上映される、とても特別な夜なんです。この映画は夢とデザインの映画。特別な惑星に住む少年を追いかけ、映像が持つ力を最大限楽しむことができます」と感慨深げに語った。

主人公ポールを演じた主演のシャラメは、光沢感のあるシルバーのパンツが印象的なコーディネートで登場。前作からより成長したポールの活躍を待ちわびていたファンたちに大歓声で迎えられ、笑顔でサインや撮影に応じる一幕も。「またここに戻って来ることができてうれしいです。夢が叶いました」と感慨深げに話し、「ドゥニ監督との仕事が大好き。それに尊敬する俳優たちと共演できて本当に光栄です。この映画は映画館の大スクリーンで観るために作られたので、ぜひ劇場で観てほしいです」とメッセージを送った。

ポールと恋に落ちる砂漠の民チャニを演じたゼンデイヤは、インパクト抜群のコスチュームで会場中の視線を独占した。「こんなに才能あるすばらしい方たちと一緒にまた登壇できるなんて名誉だし、本当にうれしい。なによりも天才ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の元で彼の作品にかかわることができて本当にラッキーだったと思います」と感謝のコメント。そして「キャストたちが皆あまりにもすばらしくて、毎日彼らについて行こうと必死だった。でも身近でそれを見て学ぶことができたことが、うれしかった」と切磋琢磨した撮影を振り返った。そして「壮大で、大作映画に求められる要素がすべて盛り込まれつつ、とても感動する作品でもあるのでぜひ皆さんに観て楽しんでほしい」と情熱的に語った。

今作でポールの前に宿敵として現れる、ハルコンネン男爵の甥のフェイド＝ラウサを演じたのは、オースティン・バトラーだ。「元々この原作や映画の大ファンだったし、今回のようなキャラクターを演じる事ができたのは本当に夢のようでした」と話し、激しいバトルシーンを繰り広げたシャラメについて「歳も近いし、すぐに打ち解けました。とても気を遣ってくれて、一生懸命なので、本当に楽しく撮影できました」と仲の良さをうかがわせた。そして「ドゥニ監督の壮大なスケールだけでなく、心にも沁みる最高傑作なので、ぜひ世界中の皆さんに楽しんで欲しい」と語った。

皇帝の娘イルーランを演じたフローレンス・ピューは「本当にここにいるのが信じられないくらい感謝の気持ちでいっぱい」と興奮を隠せない様子。「前作が大好きだったから、今回出演することになって宝くじに当たったみたいにうれしかった。こんな寡黙で内に秘めた女性を演じたことがなかったし、ずっと憧れていた俳優たちと共演できていまでも信じられません」と語り、「ドゥニもキャストたちも毎日自分たちのハードルを上げ続けていて、刺激的だったし楽しかった。もし映画が好きなら、映画館で観てほしいです」と本作をアピールした。

ほか、ポールの母レディ・ジェシカ役のレベッカ・ファーガソン、ポールの武術指南役ガーニイ・ハレック役のジョシュ・ブローリン、因縁の宿敵ハルコンネン男爵役のステラン・スカルスガルド、皇帝側に仕える謎多きレディ・フェンリング役のレア・セドゥ、砂漠の戦士の一人シシャクリ役のスエイラ・ヤクーブらが次々に登場し、会場を盛り上げた。そして、サプライズでアニャ・テイラー＝ジョイが登場。本作に出演していることも明らかになった。

ワールドプレミアでいち早く本作を鑑賞した観客からは、SNSで「こうして伝説は作られる。これは人生を変える映画体験！映画の魔法だ！」「まだ早いけど、2025年のアカデミー賞はもう決まったも同然！ティモシー・シャラメの素晴らしい演技、ゼンデイヤの情熱的な演技…キャスト＆スタッフ全員がそれに値する」「壮大な大傑作！できる限り大きなスクリーンで見るべき映画。数日経っても高揚感が続いている」「映画は2時間40分くらいだが、もっとずっとずっと見ていたかった」など絶賛の声が寄せられている『デューン 砂の惑星PART2』。いったいどんな仕上がりになっているのか、期待はますます高まるばかりだ。

文/編集部