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岸本斉史が「彼以外にいない」と太鼓判!ハリウッド実写版「NARUTO-ナルト-」に『シャン・チー』の監督が決定

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岸本斉史が「彼以外にいない」と太鼓判!ハリウッド実写版「NARUTO-ナルト-」に『シャン・チー』の監督が決定

マーベル・シネマティック・ユニバース作品『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(21)を手掛けたデスティン・ダニエル・クレットン監督が、岸本斉史原作の人気漫画「NARUTO-ナルト-」のハリウッド実写映画の監督に正式決定。「Deadline」など全米複数メディアが報じている。

1999年から2014年にかけて「週刊少年ジャンプ」で連載された「NARUTO-ナルト-」は、世界60以上の国と地域で読み継がれ、コミックス累計発行部数2億5000万部を突破。テレビアニメや劇場版アニメはもちろんのこと、ゲームや舞台、ひいては歌舞伎まで様々なメディア展開が行われてきた。

最初にハリウッドでの実写映画化が発表されたのは2015年。その際には『グレイテスト・ショーマン』(17)のマイケル・グレイシー監督がメガホンをとると報じられていた。その後プロジェクトに進展が見られないまま時は流れ、2023年11月には「ウィッチャー 血の起源」のターシャ・フオが脚本家に就任したとの一部報道も。今回の報道によれば、クレットン監督は脚本と監督の両方で製作のライオンズゲートと契約を交わしたとのことで、グレイシーやフオの関与は明らかになっていない。

【写真を見る】ハリウッド実写化の製作決定から9年…ようやく本格的な動きが!
【写真を見る】ハリウッド実写化の製作決定から9年…ようやく本格的な動きが![c]Everett Collection/AFLO

ライオンズゲートの公式リリースによれば、すでにクレットン監督は原作者の岸本と対面を果たしているとのことで「東京で岸本先生にお会いし、彼の創造に関する壮大なビジョンについてお聞きすることができて光栄でした。私たちは協力しあい、『NARUTO-ナルト-』を映画館に届けることに興奮しております」とコメント。


一方岸本も、「クレットン監督の大作アクション映画をちょうど観ていたあとだったので、ぴったりの監督になるだろうと思いました。その後、彼の他作品を鑑賞して実直なヒューマンドラマを得意とする監督だと知り、彼以外にいないんじゃないかと確信をもつようになっていきました」と太鼓判。さらに「実写映画『NARUTO-ナルト-』はすばらしいアクションと重厚なドラマになるに違いない。いまから楽しみで仕方ありません」と強い期待を寄せている。

『シャン・チー/テン・リングスの伝説』の続編も控えている
『シャン・チー/テン・リングスの伝説』の続編も控えている[c]Everett Collection/AFLO

クレットン監督は現在、MCUのドラマシリーズ「Wonder Man」の製作のまっただなか。また、『シャン・チー』の続編でも監督を務めることがすでに明らかになっており、「NARUTO-ナルト-」の実写版にいつごろ着手できるのかは定かではない。今後の続報を楽しみに待とう!

文/久保田 和馬

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