主役はイソベやん!?映画『デデデデ』のスピンオフ映画『テテテテ』が爆誕？

実写映画化された代表作「ソラニン」や、「おやすみプンプン」などを手掛けた浅野いにおによる傑作漫画が、初めてアニメーション化された映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』(通称・デデデデ)。現在公開中である前章の大ヒット記念として、劇中に登場する国民的人気漫画キャラクター「イソべやん」のスピンオフ映画が公開されることが決定した。あわせて主演を務めるイソべやんからの発表コメントを収めた特別メッセージ映像と、ティザーポスターが解禁された。

本作は、突如東京上空に巨大な宇宙船 通称“母艦”が襲来し、絶望的に思えた異常事態も次第に日常へと溶け込んでゆく世界で、日々の青春を謳歌する少女たちの物語。第66回小学館漫画賞一般向け部門、第25回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞したのち、2022年に全12集をもって堂々完結を迎えた。そんな本作の前章が公開中で、続く後章が5月24(金)に全国公開される。

前章が公開後、圧倒的な映像美と衝撃かつ心を打つ物語への高い評価から、後章の公開を待ち望む声があふれてやまない映画『デデデデ』。そんな声に応えて本作の主人公の1人である小山門出(幾田りら)が愛してやまない国民的漫画作品「イソべやん」のスピンオフ映画が制作されることに！映画のタイトルは『テットテットテーモンズテテテテテストラクション　前章』。きのこ人とたけのこ人の宇宙戦争を阻止するため、イソべやんとデベ子がタイムマシンで未来へ向かう。その解決の鍵は、まさかの磯辺焼き!?果たして2人は宇宙と未来を守り、クソ平和な日常に戻れるのか!?いま、イソべやんたちの新たな大冒険が始まる。

解禁となった映像には、国民的人気キャラクターらしく、落ち着き払った、しかしどこか誇らしげな表情をしたイソべやんが登場。イソべやんは、まずは自身が遠い未来からやってきた“きのこ人”であることを紹介し、映画『デデデデ』のスピンオフ映画の公開が決定したことを高らかに宣言する。そして、イソべやんがタイトルを『テットテットテーモンズテテテテテストラクション』と告げると、誰もが知るSF超大作風に、星々が輝きを放つ宇宙空間の背景と壮大なBGMを背負いながらタイトルロゴが映しだされ、物語の概要が下から上に流れていく。また、本作の公開日は3000年4月1日であることも発表。映画「デデデデ」の後章を迎えた後の世界では、イソべやんが“新たなる希望”となることは間違いないだろう。

あわせて解禁となったティザーポスターは、原作をオマージュしながらも、ビジュアルを覆いつくすように描かれた巨大な母艦が、物語のなかで繰り広げられるであろう果てしない戦いの壮絶さを予感させる。キャッチコピーは原作をはるかなグレードで凌駕する“宇宙がくそヤバい！”となっており、映画『デデデデ』の“くそヤバい”映画体験を、さらに超えるスケールで贈る『テテテテ』の到着に期待が高まる。

さらに主題歌にはイソベやんによる楽曲「磯磯磯磯辺焼き」が決定。本作のために原作者イソフラ・ボン次郎によって書き下ろされた本楽曲は、イソベやんの好物で、物語の命運をにぎる磯辺焼きへの甘くて切実な想いをエモーショナルに歌いあげた、心揺さぶるロックバラードに仕上がっている。

原作者の浅野が唯一無二の世界観で描きあげ、幾田、あのをはじめとする豪華声優キャストが息を吹き込み、アニメ界を代表するスタッフによって圧倒的なクオリティで作り上げた"くそヤバい"映画『デデデデ』。原作の予測不能なストーリーのなかでも重要なポジションを担うイソべやんが、原作を飛びだして繰り広げる映画史を塗り替えるような活躍を、ぜひスクリーンで楽しんでいただきたい。

文/山崎伸子

※なお、本ニュースはエイプリルフールを楽しむためのフェイク情報となっております。