ラッセル・クロウ主演の“エクソシスト映画”が4年半越しの北米公開へ!『ヴァチカンのエクソシスト』の続編は?|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
ラッセル・クロウ主演の“エクソシスト映画”が4年半越しの北米公開へ!『ヴァチカンのエクソシスト』の続編は?

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ラッセル・クロウ主演の“エクソシスト映画”が4年半越しの北米公開へ!『ヴァチカンのエクソシスト』の続編は?

2023年の夏に日本公開されSNSを中心に大きな話題を集めた『ヴァチカンのエクソシスト』(23)のラッセル・クロウが、同作よりも前に出演していた“エクソシスト映画”の『The Exorcism』。本作が撮影からおよそ4年半もの歳月を経て、ついに日の目を見ることが明らかになった。「Deadline」など北米複数メディアが報じている。

超常現象ホラー映画の撮影中に不可解な現象に巻き込まれる俳優アンソニーを主人公にした本作は、元々『The Georgetown Project』のタイトルで制作が進められ、2019年末に撮影が終了。それからなかなか公開にたどり着けていなかった詳しい事情については判然としていないが、このほど独立系配給会社のVerticalが製作のミラマックスから配給権を獲得し、6月7日(金)の北米公開が決定。クロウの故郷オーストラリアなどでも公開が決定しているようだが、日本での公開は未定となっている。

撮影から4年半。サム・ワーシントンらが共演を務め、ついに北米公開へ
撮影から4年半。サム・ワーシントンらが共演を務め、ついに北米公開へ[c]Everett Collection/AFLO

主人公の俳優アンソニーをクロウが演じ、その娘のリーを「フィアー・ストリート」シリーズのライアン・シンプキンスが演じるほか、「アバター」シリーズのサム・ワーシントンや「96時間 ザ・シリーズ」やドラマ版「イコライザー」のアダム・ゴールドバーグらが共演。監督を務めるのは『ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ』(15)の脚本家であり、“エクソシスト映画”の金字塔『エクソシスト』(73)でカラス神父を演じたジェイソン・ミラーの息子でもあるジョシュア・ジョン・ミラー監督だ。

【写真を見る】続編は来年以降に本格始動?日本で空前の大ブームを巻き起こした“ヴァチクソ”こと『ヴァチカンのエクソシスト』
【写真を見る】続編は来年以降に本格始動?日本で空前の大ブームを巻き起こした“ヴァチクソ”こと『ヴァチカンのエクソシスト』[c]Everett Collection/AFLO

ちなみに『ヴァチカンのエクソシスト』は、日本で空前のブームを巻き起こす前の段階から続編の開発が進められていると報じられているが、その後1年近く経った現在も詳細は発表されていない。先日アイルランドのメディアに出演したクロウは、来年以降に同企画が本格的に動きだすことを示唆していた。オスカー俳優クロウの新たな代名詞となりつつある“エクソシスト映画”。『The Exorcism』と『ヴァチカンのエクソシスト』の続編、それぞれの続報に引き続き期待していきたい。


文/久保田 和馬

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