『数分間のエールを』リリックビデオ企画第4弾、織重夕feat.菅原圭「アイデンティ」がお披露目!|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
『数分間のエールを』リリックビデオ企画第4弾、織重夕feat.菅原圭「アイデンティ」がお披露目!

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『数分間のエールを』リリックビデオ企画第4弾、織重夕feat.菅原圭「アイデンティ」がお披露目!

ヨルシカのMVやテレビアニメ「可愛いだけじゃない式守さん」のED映像を手掛けるなど、いまもっとも注目を集める映像クリエイターチーム「Hurray!」が映像統括を担当し、「ラブライブ!」、「宇宙よりも遠い場所」の花田十輝が脚本を担当する6月14日(金)公開の劇場アニメーション『数分間のエールを』から、作中に登場する織重夕(声:伊瀬茉莉也/歌唱:菅原圭)のリリックビデオ企画第4弾の楽曲が公開された。

【画像を見る】公開されたMVでは、屋内のモニターなど、映像の細部まで楽しむことができる
【画像を見る】公開されたMVでは、屋内のモニターなど、映像の細部まで楽しむことができる[c]「数分間のエールを」製作委員会

本作は石川県を舞台に繰り広げられる青春群像劇。MV(ミュージックビデオ)の制作に没頭する男子高校生、朝屋彼方(声:花江夏樹)は、ある日目にしたストリートライブをきっかけにその曲のMVを作りたいと強く思う。その楽曲を歌っていたのは、音楽の道を諦めた女性教師、織重だった。2人の出会いを軸にモノづくりの楽しさや苦しみを瑞々しく描いた本作は、ぽぷりか、おはじき、まごつきで構成される「Hurray!」の3名が監督、演出、キャラクターデザインなど映像のほぼすべてを担当している。また劇中で織重が歌う楽曲の制作を担当しているのはボカロPとしても活躍するVIVI、歌唱はSpotifyが活躍を期待する次世代アーティスト「RADAR:Early Noise 2022」にも選ばれたシンガーソングライターの菅原が担当しており、中性的でエモーショナルな歌声で織重が楽曲に込めた想いを歌い上げる。

今回公開されたリリックビデオ、「織重夕feat.菅原圭『アイデンティ』」は、3月公開の「ある呪文」、4月に公開された「ビオトープ」、そして5月上旬に公開された「ナイト・アンド・ダーク」に引き続き、織重がアーティストとして発表したリリックビデオの1つ。

リリックビデオの制作を担当するのは、YOASOBIの「好きだ」や菅原圭の「熱帯夜」、「キラッテラッテ」、そしてすでに公開されている「ある呪文」、「ビオトープ」、「ナイト・アンド・ダーク」のリリックビデオ制作に携わる“をんたま”。イラストは「『celeste』菅原圭feat.春野」のMVアニメーションや「『ラブソング』キタニタツヤfeat.Eve」のMVイラストを担当した“忘却図鑑“が担当している。

楽曲は「ある呪文」、「ビオトープ」とは異なる曲調で新たな織重の魅力を感じる1曲に仕上がっており、リリックビデオは屋内の小さな部屋から開放的な大海へと世界が広がるような映像となっている。屋内のモニターをよく見ると『数分間のエールを』のロゴも登場。映像の細部まで楽しむことができる内容だ。


MVの制作に没頭する男子高校生と音楽の道を諦めた女性教師を通じて、モノづくりの楽しさや苦しみを瑞々しく描いた本作。公開中のリリックビデオで、作品の世界観に触れてみてほしい。

文/スズキヒロシ

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