バスもアイドルもローカル好み?田中要次が長野のロコドルに迫った監督作は衝撃の結末に!|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
バスもアイドルもローカル好み?田中要次が長野のロコドルに迫った監督作は衝撃の結末に!

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バスもアイドルもローカル好み?田中要次が長野のロコドルに迫った監督作は衝撃の結末に!

元国鉄職員という経歴をもち、『蠱毒 ミートボールマシン』(17)で映画初主演も務めた田中要次。最近は「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z」シリーズへの出演でも話題の個性派の彼が監督として、出身地・長野で活躍するローカルアイドルを主演に映画を撮影した。ところが、そこには“路線バス乗り継ぎ失敗”級の衝撃的な展開が待っていた!

俳優の田中要次が取り上げたのは出身地・長野のアイドル、オトメ☆コーポレーション
俳優の田中要次が取り上げたのは出身地・長野のアイドル、オトメ☆コーポレーション[c]2017 LOCO DD 製作委員会

3組のローカルアイドルが主演したオムニバス映画『LOCO DD 日本全国どこでもアイドル』(9月30日公開)は、アイドルの実像に迫ったドキュメンタリーとフィクションが交錯するユニークな物語。田中も自ら撮りたいグループを選んで作品に参加した。

彼が選んだのは、長野で活躍する“オトメ☆コーポレーション”。会社組織を模し、リーダーは“代表取締役”、他のメンバーは“販売営業部”“国際交流部”などの肩書をもち、ファンは“株主”、アンコールを“残業”と呼ぶユニークさで、音楽的な評価も高いグループだった。

【写真を見る】富士山ご当地アイドルの3776はミュージシャンからの評価も高い注目株
【写真を見る】富士山ご当地アイドルの3776はミュージシャンからの評価も高い注目株[c]2017 LOCO DD 製作委員会

“だった”と過去形なのは、彼女らは既に解散し、過去のグループだから。実は撮影期間に彼女たちは“全国ツアーの観客総動員数が1000人に達しなければ、4人のメンバー全員が退社(解散)”という公約を掲げたのだが、これの達成が叶わず、作品の完成を前にグループは昨年8月に解散。田中監督もそんな衝撃を味わった一人である。

FantaRhymeは福岡をベースに活動する2人組
FantaRhymeは福岡をベースに活動する2人組[c]2017 LOCO DD 製作委員会

劇中では、そのラストライブの模様や解散後に撮影された元メンバーのインタビューも挿入され、ローカルアイドルの“素顔”に迫っている点でも興味深い作品となっている。

なお、公開翌日の10月1日(日)に新宿ロフトプラスワンでローカルアイドルに詳しい吉田豪の司会によるイベントが行われ、元オトメ☆コーポレーションのメンバーも出演予定。そこではもっと衝撃的な話も聞けるかも?【トライワークス】