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テイラー・スウィフトはなぜフェミニストに嫌われる?

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テイラー・スウィフトはなぜフェミニストに嫌われる?

若い女性のロールモデルとして人気のテイラー・スウィフトが、なぜか一部のフェミニストから激しい非難を浴びているそうで、ワシントン・ポスト紙がその現象を分析する記事を掲載している。

ハリウッドのセクハラ騒動では“#MeToo”のハッシュタグで女性たちが続々と自分が受けた被害をツイートするようになったが、テイラーはそのずっと前からラジオDJにセクハラを受けたと訴えていたし、エマ・ワトソンのフェミニズムを訴えるスピーチにも賛同していた。だが、一部の女性たちにはテイラーの言動は許せないらしい。

フェミニストとして知られる女性編集者や記者たちが「テイラーは、自分はメディアに作り出されたフェミニストで、単なる嘘つきだということを言えないのよ」「自分の都合のいいときだけフェミニズムの旗を振る」「自己中心的」「白人フェミニスト」などのツイートが殺到していると同紙は伝えている。

例えば、あるエディターは、スウィフトがフェミニストでない理由について「トランプ大統領を公に批判しない」「家族計画の慈善団体などを支援しない」「反トランプデモに参加していない」といったことを挙げているという。

彼女の新曲「Look What You Made Me Do」の歌詞の一部が、KKKが使った言葉に似ていて白人至上主義を連想させるとして人権団体から非難されている。テイラーの弁護士はこれを受け、そもそもこの歌詞とKKKの言葉を比べたウェブサイトを名誉棄損で訴えると警告した。【UK在住/MIKAKO】

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