ももクロ・百田夏菜子が母性に目覚める!?「かいけつゾロリ」30周年記念作品をドーナツでお祝い|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
ももクロ・百田夏菜子が母性に目覚める!?「かいけつゾロリ」30周年記念作品をドーナツでお祝い

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ももクロ・百田夏菜子が母性に目覚める!?「かいけつゾロリ」30周年記念作品をドーナツでお祝い

30年にわたり人気を誇る児童書「かいけつゾロリ」シリーズ。累計発行部数3500万部を誇る本シリーズの映画第5作目『映画かいけつゾロリ ZZ(ダブルゼット)のひみつ』が、11月25日(土)より公開される。

いたずらの王者を目指すキツネのゾロリが、双子イノシシのイシシとノシシを子分に冒険を繰り広げるのが「かいけつゾロリ」の基本フォーマットだが、本作では、ゾロリ達が過去にタイムスリップし、衣装に縫い付けられたトレードマークの「ZZ」の秘密が明かされるという、ファン必見のストーリーが展開。

いたずらの天才ゾロリ役には、長年ゾロリを演じ続けてきた山寺宏一が続投。そして過去にタイムスリップした際に出会う若き日のゾロリの母“ゾロリーヌ”を、人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」のリーダー・百田夏菜子が演じる。百田は今回ソロとして初めて映画主題歌を担当し、山寺とのデュエットを披露する。

11月16日に新宿バルト9で行われた完成披露試写会では、百田、原作者の原ゆたか、藤森雅也監督が登壇し、巨大なドーナツタワーを囲んでかいけつゾロリの30周年祝った。

ももクロメンバーが一丸となって挑んだ映画『幕が上がる』(15)などで女優としての経験はあるものの、本格的な声優としては初挑戦となる百田は「すごく緊張しました。とても素敵な作品が出来たので、皆さんに届けられて嬉しく思います」と喜びを語った。

原作者の原は、最初経験の少ない百田の演技に不安があったと明かした上で「めちゃめちゃ上手くてキュンキュンしました。私は今後ゾロリーヌを描く時は、もう百田さんの声しか浮かびません!」と太鼓判を押した。

藤森監督は百田演じるゾロリーヌを、本作の核ととらえていたようだ。「今回の百田さんはすごく重要な役なので、ずっと心配してたが、実際アフレコで声を入れてもらって安心しました。山寺さんデュエットした主題歌も素晴らしくて、絵と声がピッタリ合った心地よさを感じました」。

百田は、今年話題となったNHK朝の連続テレビ小説「べっぴんさん」で初となる母親役を演じ、女優としての評価を得ていたが「セリフにちょっと母性を込めて演じたシーンはたくさんあります」と話し“母親らしさ”を意識できる経験になったようだ。

舞台には30周年を祝して、巨大ドーナツタワーが登場し、そこへ登壇者が1個ずつドーナツを飾ってタワーを完成させ、会場を沸かせた。

30周年を迎えた原は「30年前にゾロリを読んでいたお父さんお母さんも、今回の映画でゾロリの謎がわかるし、ゾロリママが素敵なこともわかります。山寺さん演じるかっこいいゾロリをぜひ観てあげてください!」と、感慨深そうに本作の魅力を語り、イベントは和やかな雰囲気で幕を閉じた。

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