“ゼーット!”を連発。サービス精神満点の“アニキ”水木一郎の魅力に一同メロメロ!|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
“ゼーット!”を連発。サービス精神満点の“アニキ”水木一郎の魅力に一同メロメロ!

映画ニュース

“ゼーット!”を連発。サービス精神満点の“アニキ”水木一郎の魅力に一同メロメロ!

アニソン界のレジェンドで、“ゼーット!”の雄たけびひとつで観客を一気にエキサイトさせる“アニキ”こと水木一郎。11月16日、主題歌を務める『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』(2018年1月13日公開)のイベントが、六本木ヒルズにあるYouTube Space Tokyoで行われ、水木一郎が主題歌などを絶唱!その模様は全世界に向けて生配信された。

イベントの最初から水木一郎が「マジンガーZ」を熱唱し、場内から歓喜の声が上がる
イベントの最初から水木一郎が「マジンガーZ」を熱唱し、場内から歓喜の声が上がる

イベントは開始予定の20時にスタート。冒頭の映像に引き続き、水木一郎がいきなり登場するや、挨拶代わりにと「マジンガーZ」を歌唱。会場に集まったファンの拍手と“(マジン)ゴー!”“ゼーット!”など歌に合わせてのコールで一気に場内の温度も上がる。会場からの“アニキ”コールに水木は「俺はなんて幸せ者なんだ」と感謝を述べ、イベントのMCを務める映画コメンテーターの有村昆とアニソン界の新星として注目される、うみくんも登場し、トークコーナーへ。

左からMCの有村昆、水木一郎、うみくん
左からMCの有村昆、水木一郎、うみくん

アニソン界の大先輩が送る適格なアドバイスにうみくんも感動

うみくんはこの日のために大先輩である水木に3つの質問を用意。まず最初の“アニソン歌手として成功するには?”という質問に「アニメもいろいろなジャンルがあるから、それに合わせて歌いこなし、作品に合った声に変えていかなければいけない。勉強して引き出しを増やせば、レコーディングの際に自分で『違うな』と思ったら、歌い方を変えられるし。引き出しが多いほど、アニソン歌手に向いてるんじゃないかな」と極意を伝授し、適格なアドバイスにうみくんも感動。

さらに「マジンガーZ」を初めて歌った時のエピソードを披露。「絵コンテを見せてもらって、(主人公の)兜甲児が何歳なのか。ロボットに乗り込むんだと。最初は兜甲児の気持ちで歌っていたのが、だんだんマジンガーZの気持ちになったり、両者の気持ちが入ってます」と、あの力強い“ゼーット!”に込められた思いを明らかにした。

真剣な表情で質問に答える水木
真剣な表情で質問に答える水木

“アニソンを歌うコツは?”という質問には「アニメの顔ですから、キャラクターになりきって歌うことが大事」と真面目に答えていたが、「あとは自分で…“ゼーット!”」といきなりの絶叫にファンからどよめきと拍手が上がる。「“ゼーット!”と言われたみなさんは明日幸せになります」との言葉にさらに大きな拍手。

水木の金言の数々にうみくんも感動
水木の金言の数々にうみくんも感動

最後、“「マジンガーZ」放送時のアニソンの特徴は?”という質問には「当時の曲って、いまだにみんな歌えると思うんですけど、子供が歌えるようなキーで作曲されているから、大人も歌えるんです」とアニキの金言とも言える言葉の数々を、うみくんだけでなく会場に集まったファンもみんな真剣に聞き、心に刻んでいたようだった。

アニキの衣装が何よりも“赤い!”

さらに、水木が上海、シンガポール、コスタリカ、タイ、ベトナム、フランスと世界各地を訪れた時の写真がモニターに映し出されると有村は「(トレードマークの赤の衣装に)アニキが何よりも赤いですね。(写真と一緒に用意された中国やベトナムの)国旗よりも赤いですよ」とのコメントにファンも爆笑。「でも、今日はYouTubeさんのロゴが赤だから、色被りしたらいけないので、黒にしたんです」と黒い衣装の秘密を明かし、うみくんも「気の遣い方が最先端です」と会場を沸かす。

世界各国での水木の人気の模様を写真で紹介
世界各国での水木の人気の模様を写真で紹介

『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』の予告編の上映を挟み、いまや世界でその名を知られる水木の影響力を知らしめるとばかりに、フランス、スペイン、イタリアからの海外ファンを交えてのトークに。それぞれの国でのマジンガー熱や、3人が持ち寄った珠玉のお宝が披露されると、会場からは純粋に“スゲーっ!”という感想がもれる。

それぞれのお宝紹介に“すげーっ!”という声が!
それぞれのお宝紹介に“すげーっ!”という声が!

待ちに待ったお楽しみのライブが!

そして遂に、みなさんお待ちかねの水木のライブに。歌の準備のために一旦、控室に戻った水木。ゲストたちが新作への期待のコメントを語りながら場をつなぎ「そろそろアニキの準備は大丈夫でしょうか」と有村が関係者に確認すると、“はいっ!”と控室からアニキの大きな声が聞こえ、会場一同が大爆笑!

【写真を見る】2018年には歌手デビュー50周年を迎えるアニメソングの帝王、水木一郎
【写真を見る】2018年には歌手デビュー50周年を迎えるアニメソングの帝王、水木一郎

次々と披露される名曲の数々に会場のボルテージも最高潮!

ライブでは「マジンガーZ」から「マジンガーZ」「Zのテーマ」「空飛ぶマジンガーZ」「わが友マジンガーZ」の4曲、「グレートマジンガー」から「おれはグレートマジンガー」「勇者はマジンガーZ」の2曲、さらに「鋼鉄ジーグのうた」(「鋼鉄ジーグ」)、「キャプテンハーロック」(「宇宙海賊キャプテンハーロック」)、「おれたちの船出」(「わが青春のアルカディア 無限軌道SSX」)、「コン・バトラーVのテーマ」(「超電磁ロボコン・バトラーV」)を立て続けに披露。会場に集まったファンは子供の頃にこれらの番組をリアルタイムで見ていた方が多いのか、アニキと一緒に歌っている人も多く、大会場でのライブのような一体感が味わえた。

出演者と観客全員で“ゼーット!”
出演者と観客全員で“ゼーット!”

そして最後に『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』のオープニングテーマとして新たに録音された「マジンガーZ INFINITY ver.」を披露してイベントは終了。会場に集まったファンの「最高だった!」という言葉が随所から聞こえるほど満足度の高いイベントだったようだ。ちなみにこの日の模様はYouTubeで後日配信されるので、リアルタイムで見られなかったという人もお楽しみに。

取材・文/トライワークス

関連作品