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英国王室のお家事情!Netflix人気ドラマ「ザ・クラウン」のクレア・フォイに注目

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英国王室のお家事情!Netflix人気ドラマ「ザ・クラウン」のクレア・フォイに注目

エリザベス女王とダイアナ妃の死をテーマにした映画『クイーン』の脚本家、ピーター・モーガンが手掛けるNetflixの人気ドラマ「ザ・クラウン」がイギリスで大ヒット中だ。

ここで主演を演じるのはマンチェスター出身の33歳、クレア・フォイ。一昨年話題となったBBCドラマの「ウルフ・ホール」でヘンリー8世の2人目の妻アン・ボーリンを演じ、一躍脚光を浴びた。女性の複雑な心理と野望を女王に反映された堂々たる演技が買われて、エリザベス女王役に抜擢されたようだ。

「ザ・クラウン」はフィリップ殿下との出会い、結婚、父ジョージ6世の死、即位などをきっかけに、エリザベス女王の視点から彼女の人生を追い、英国史の大きな出来事と女王陛下の私生活における家族ドラマをかみ合わせていく。

視聴者は自分がエリザベス女王の人生を体験する、というアングルで物語が進むため、史実と王室のドラマをからませた知的エンタテインメントになっており、これが人気の秘密かも。

 アメリカでも大人気で、クレアは昨年度ゴールデン・グローブ賞のテレビドラマ部門主演女優賞を受賞した。12月からはシーズン2が放送され、その後は設定年齢に合わせて女優の交代が決まっている。

続く中年期の女王を演じるのはオリビア・コールマン。今や映画でもひっぱりだこで、イギリスで最も注目されている女優の1人と言える。

クレアの新作映画は『ブリーズ(原題)』。ここでは病気で身体障碍者となった夫(アンドリュー・ガーフィールド)を支える献身的な妻を力強く演じ話題を呼んだ。

LONDON在住/高野裕子

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