『踊る3』の会見で織田裕二が「現場で血が流れます」宣言!|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
『踊る3』の会見で織田裕二が「現場で血が流れます」宣言!

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『踊る3』の会見で織田裕二が「現場で血が流れます」宣言!

待ってました! メガヒットシリーズ第3作『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』(7月3日公開)の製作報告会見が2月23日、お台場のフジテレビで開催。織田裕二、柳葉敏郎、深津絵里、ユースケ・サンタマリアらおなじみのレギュラー陣と、新メンバーの伊藤淳史、内田有紀、小栗旬、スタッフ陣が総勢16人勢ぞろいし、製作報告会見を行った。

前作『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(03)は173.5億円という日本での実写版映画興行収入の記録を打ち立てただけに、第3作にも熱い視線が注がれている。

時を経て、織田扮する青島刑事は、強行犯係係長に昇格。織田は挨拶時にも「係長になった青島俊作です」と笑顔で挨拶。「本作は、ひとつは仲間、ひとつは生きるというのがテーマになってます。『踊る』らしくないと思うかもしれないけど、『踊る』流の“生きる”っていうのも素晴らしいなと。映画を観終わった後、優しい幸せな気持ちになれるんじゃないか、という映画になる予定です」。

順調に出世して、警視庁長官官房審議官警視監となった室井役の柳葉敏郎は「室井役はやるたびに階級が変わり、その辺を楽しみにしてきたんですが、今回は広島の方に飛ばされてるので……」とのことで、本作では「室井のイライラを感じてください」と苦笑い。出世はしておらず、平のままの恩田すみれを演じた深津は「これほど長く演じたキャラクターはないし、今後もないと思う」としみじみと思い入れを語った。

また、本作では、青島の新しい部下として、和久さん(故・いかりや長介)の甥っ子和久伸次郎役に伊藤淳史、本店(警視庁)と支店(所轄)をつなぐ新たなエリートの管理補佐官・鳥飼誠一役に小栗旬が扮し、「踊る大捜査線 番外編 湾岸署婦警物語・初夏の交通安全スペシャル」(98)にも登場した篠原夏美役の内田有紀も、青島の部下として戻ってきたことでも話題沸騰。

小栗は、本作への出演が決まった時、「『踊る』の大ファンだったので、ウソだ!無理無理無理っ!って思いました(笑)。でも現場で青島さん、室井さんとお芝居させてもらっていい思い出になりました」と笑顔で語った。また、織田は小栗旬扮した鳥飼について「敵か味方かよく分からない。すごくキレそうだし、でもスキだらけにも見える不思議な人。台本をもらっているくせにどういう人なのか分かりません。でも、青島は青島として接していけばいいかなと」と語った。

気になるストーリーの詳細にはかん口令が出されているらしい。それでも織田は「とりあえず、スーツは3着ダメになりました。思ってもなかった激しいアクションが、あ……」と言葉を濁した。さらに「現場にまた(誰かの)“血”が流れます」とのことで大興奮!

『踊る大捜査線 THE MOVIE 3』の内容について脚本家の君塚良一は「どの作品よりも笑えて泣けてハラハラできるエンターテインメントに仕上がりました」と太鼓判を押す。これまた、新たな実写版の興収記録を打ち立てられるのか? 興行について亀山プロデューサーは「結果は後からついてくる」と語ったが、いろんな意味で『踊る』の夏が待ち遠しい!【Movie Walker/山崎伸子】

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