空前絶後の豪華キャスト!高橋一生、吉田羊、東出昌大らが『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』に集結|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
空前絶後の豪華キャスト!高橋一生、吉田羊、東出昌大らが『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』に集結

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空前絶後の豪華キャスト!高橋一生、吉田羊、東出昌大らが『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』に集結

12月22日(金)、中国で5万スクリーンもの規模で公開されることが決定し、注目度が高まっている『空海-KU-KAI-』。日本では来年2月24日(土)に公開となる本作のサブタイトルが「美しき王妃の謎」に決定。そしてこの度、日本語吹替キャストに高橋一生、吉田羊、東出昌大をはじめとする超豪華メンバーが決定した。

1200年以上前、日本から遣唐使として中国・唐へ渡った若き天才僧侶、空海。あるきっかけで知り合った白楽天という詩人との交流を深めていく中、長安の街では権力者が次々と奇妙な死を遂げるという怪事件が続発。空海は白楽天とともに一連の事件を探る途上、約50年前に同じく唐に渡った日本人・阿倍仲麻呂の存在を知る。

仲麻呂が仕えた玄宗皇帝の時代、そこには国中を狂わせた絶世の美女、楊貴妃がいた。極楽の宴、妖猫の呪い、楊貴妃の真実、歴史を揺るがす巨大な「謎」。阿倍仲麻呂は何を知っていたのか。2人はやがて、楊貴妃の死に隠された哀しき運命と対峙することとなる…。

この壮大なスケールの物語を描き切るため、製作に6年以上を要したビッグプロジェクトである本作。監督はカンヌ国際映画祭パルム・ドールなど多数の受賞歴を誇る世界的巨匠、チェン・カイコー。原作はベストセラー作家・夢枕獏の「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」。

主人公の空海を演じるのは、本作が海外作品初主演となる染谷将太。空海の相棒となる白楽天を中国内で絶大な人気を誇るホアン・シュアンが好演する。本作の最重要人物、楊貴妃には、類まれなる美貌と実力を持ち合わせた国際派女優チャン・ロンロンが扮し妖艶な魅力を発揮した。さらに、空海と白楽天が追う怪事件のカギを握る阿倍仲麻呂には阿部寛。その他、松坂慶子や火野正平など日中オールスター俳優がチェン・カイコー監督の下に集結、絢爛豪華な世界観を作り上げた。

先ごろ発表された主題歌は、アジア全域で歴史的大ヒットを記録した『君の名は。』でその名を知らしめ、独特の歌詞と音楽性で多くのファンを魅了するRADWIMPSが監督たっての希望で本作のために書き下ろした。主題歌「Mountain Top」は全世界共通主題歌となり、国境と言葉の壁を越える作品世界をより味わい深いものにしている。

このような空前絶後のスケールを誇る本作に、超豪華な日本語吹替キャストが決定。高橋一生、吉田羊、東出昌大、イッセー尾形、寛一郎、六角精児、不破万作、金田明夫、六平直政ら一流俳優陣に加え、沢城みゆき、花澤香菜、早見沙織、山寺宏一ら人気声優まで多彩なキャスティングが実現した。

本作のプロデューサーを務めたKADOKAWAの椿宜和は、キャスティングの経緯についてこう振り返る。「大詩人である白楽天は知性と情熱を兼ね備えた青年役にふさわしい高橋一生さんにお願いし、葛藤と成長を見事に声で演じて頂きました。空海役の染谷さんとのテンポの良い掛け合いは、日本語で観る者を見事に唐の時代へと誘います。全てを魅了する楊貴妃役は吉田羊さんにお願いしました。吉田さんの気品と艶のある声は、現代に楊貴妃が甦ったようで、スタッフがみな魅了されていました」

「物語の鍵を握る白龍役には東出昌大さん、丹龍役には寛一郎さん。お2人は初アフレコにも関わらず、暗い過去と未来を背負った難しい役柄を見事に表現して頂きました。イッセー尾形さん演じる玄宗は、皇帝としての風格を漂わせながらも楊貴妃を愛するあまりに憂いを伴う人物で、様々な役柄を経験されてきたイッセー尾形さんならではの深みのある声は、まさに適役だったと思います」

「その他にも、若手からベテランまで様々な俳優・声優の皆さんがご参加され、作品に彩りを加えて頂きました。個性あふれる皆さんの力が結集し、最高の日本版が出来上がったと確信しております」と、その出来栄えに自信をのぞかせる。

いまだ謎のベールに包まれたままの『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』。映画史上類を見ないスケールで描かれる、豪華絢爛な歴史絵巻を期待して待ちたい。





【高橋一生コメント】空海が唐に渡った足跡は、実は意外と知られていないのではないかと思います。もちろんこれは「物語」ではありますが、この映画を観て、空海と白楽天の数奇な旅を、ぜひ体感していただきたいです。

【吉田羊コメント】幻想とリアルが入り混じる甘美な夢物語と、絶世の美女の声という稀有なオファーに惹かれお引き受けしましたが、自分のではないお芝居に声を充てるのは想像以上に難儀でした。楊貴妃の美しさを増幅させている北京語特有の柔らかで、たおやかな響き。日本語に変わっても尚、それが伝わりますように。

【東出昌大コメント】チェン・カイコー監督の作品に少しでも携われたことを、大変嬉しく思います。映画は荘厳で妖艶な魅力に溢れており、吹き替えをやるにあたって拝見した映像にも、目が釘付けになりました。是非楽しみに待っていて下さい。

【イッセー尾形コメント】玄宗役の中国の俳優さんとの年齢差!これをなんとかして埋めようと、それが大テーマでした(笑)。公開に向けては、染谷さんにまず注目です。若々しい空海にキリリッと成りきっています。堂々とした阿部さん、いとおしい火野さん、複雑な役の松坂さんの存在感。皆さんすごいです!

【寛一郎コメント】初めての吹替、アフレコだったので単純に難しかったです。映像を通して芝居をするのと声だけの芝居って言うのは全く別のものなんだなと今回勉強になりました。丹龍をやらせていただいたことを光栄に思います。

文/編集部

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