1000年以上前も、肉食系女子は権力を求めてガチバトル！

「太王四神記」や「朱蒙」など、今や本国のみならず日本にも大旋風を巻き起こしている韓国時代劇に、またしても大ヒット作が誕生した。それが、女たちの熾烈なガチンコバトルを描いた「善徳女王」だ。

朝鮮史上初の女王、善徳(ソンドク)女王をメインに宮廷で生きる女たちのバトルを描いた歴史ドラマで、本国での最高視聴率は40％超え。昨年放送された全韓国ドラマの中で、平均視聴率NO.1を獲得した。そんなモンスタードラマのDVD-BOXが、3月15日(月)に発売される。

舞台は7世紀の新羅。新羅王の娘という自身の身分を知らずに中国で育った少女・トンマン（後の新羅第27代王・善徳女王）が運命に導かれるように母国に戻り、権力を掌握して宮廷を牛耳る悪女・ミシルと熱いバトルを繰り広げる、というストーリーだ。その中でひと際輝くのが、コ・ヒョンジョン演じる悪女ミシルの肉食っぷり。

いら立ちだけで部下を切りつけたり、不要になった実子を捨てるような冷酷な性格なのだが、誰もがうらやむ美ぼうと天性の政治力を持ち併せている。そして、その美ぼうで数々のお偉方を魅了して権力を握り、ずば抜けた政治力で王さえも制圧。不敵な笑みを浮かべながら、権力を自由自在に操っていくのだ。

そんなミシルの唯一の敵が、イ・ヨウォン演じるヒロインのトンマン。ミシルに殺された姉の敵討ちに燃えるトンマンは、今まで敵なしだったミシルと対等に愛憎のバトルを繰り広げていく。優れたリーダーシップと男顔負けの武術で戦う男らしい姿からは、女の魅力を武器にするミシルとは一味違った肉食っぷりが感じられる。

善と悪、2人の肉食系女子がガチンコバトルを繰り広げる「善徳女王」。やはり女性は美しく、強く、そして何より恐ろしい！【トライワークス】