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大泉洋、“一生BARにいる”宣言で勝手に発表「4作目の製作が決定しました!」

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大泉洋、“一生BARにいる”宣言で勝手に発表「4作目の製作が決定しました!」

12月1日に公開され、初日から3日間で2億円を突破する、シリーズ最高の滑り出しをみせた『探偵はBARにいる3』。その大ヒット記念舞台挨拶が15日、丸の内TOEI1で開催され、主人公の“探偵”を演じている大泉洋と、その“相棒”高田を演じている松田龍平が登壇。

本作は東直己の「ススキノ探偵」シリーズを映画化した第3作。北海道・札幌を舞台に、“探偵”と高田のコンビが様々な難事件に巻き込まれていくミステリー要素と、ふたりのコミカルな掛け合い、そして大立ち回りを繰り広げるアクションなど、エンタテインメント要素満載の作品なのだ。

公開前から高い期待を寄せられていた本作は、公開されるやいなやシリーズ最高傑作と話題に。そしてついに、シリーズ累計で観客動員数が200万人を突破。「シリーズ通してこうして観ていただけるって、すごいことですね。TEAM NACSの舞台でやったら一生かかります」と喜びのコメントの大泉は、そこからいつも以上のハイテンションで弾丸トークをスタート。

あまりに熱の入った大泉の弾丸トークを要約すると、お客さんの反応を見ようと一人で混雑している映画館に行ったエピソードや、大泉の父親が作品に出演していること、公開されたばかりのハリウッドの超大作にかけて「僕らが大事にしているのはフォースです」とボケてみたり。

それらをステージいっぱい使って語る大泉に対し、松田は一言も喋らずにただそれを眺め続けるという、いつも通りのコンビネーションを発揮。そしてようやく口を開いた松田は、200万人突破について「感謝」と一言だけ告げ、笑いを誘った。

2011年に第1作が公開されてから6年。このシリーズを「とても大事な作品」だと振り返る大泉と、すっかり3作目で最後だという気分で「思い出に残る作品です」とコメントした松田に、東映株式会社の会長・岡田裕介氏から、サプライズで手紙が届けられた。

「ここで東映がシリーズ製作に二の足踏むようじゃあ、映画会社の名がすたる。是非とも作り続ける気構えですので、あとはご両人次第!」と、さらなるシリーズ化に前向きな岡田会長の言葉に、大泉は「もちろん続けますよ」ときっぱり。「探偵は一生BARにいるし、一生『水曜どうでしょう』も続けます」と宣言した。

一方で松田は、会長から届けられた手紙を見て、少し考えてから「一回持ち帰らせてもらっていいですか」とクールな対応。「俺は一生続けるって言ってるのに相方は持ち帰るって!事務所の人間か!」とぼやく大泉の必死の説得により「過酷なシーンをどこまで耐えられるのか。大泉さんの体力次第ですね」と譲歩した松田。劇中と同じような二人の掛け合いに、会場中は大いに沸いた。

そして大泉は「4作目も5作目も、当たる当たらずにかかわらず作っていただく」と、益々やる気を漲らせ「4作目の製作が決定しました!」と堂々とコメント。「3作目は、前の2本を観なくても大丈夫な作りになっていますが、4作目は3作目を観ないとわからない作りにします!」と、クリスマスや年末年始に向けて本作をアピールした。

取材・文/久保田和馬

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