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窪田正孝、新井浩文のキャバクラお触りシーンに困惑!「どういう顔をしていいのか…」

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窪田正孝、新井浩文のキャバクラお触りシーンに困惑!「どういう顔をしていいのか…」

『ヒメアノ~ル』(16)の吉田恵輔監督最新作『犬猿』の初日舞台挨拶が2月10日にテアトル新宿で開催され、窪田正孝、新井浩文、江上敬子(ニッチェ)、筧美和子、吉田監督が登壇した。

本作は、地方都市に暮らす、まるで正反対な兄弟と姉妹という4人の男女の運命が交錯していくさまを描くユニークな人間ドラマ。

窪田は「短い撮影期間だったんですが、中身の詰まった撮影でした。みんなで芝居をガッツリやったなという印象がすごくあって。それが映像に出ていると思う」と晴れやかな表情。吉田監督は「久しぶりのオリジナル作品。原作ものありきの世の中になっているなか、珍しい作品になっている。これからもオリジナルを作っていきたい」と熱を込め、会場から拍手を浴びていた。

印象に残っているシーンに話が及ぶと、窪田は「お兄ちゃんがキャバクラで、女性のあれをこうやってね。僕は監督が演出している横にいたんですが、どういう顔をしていいのかわからなかった」と新井演じる卓司がキャバクラで女性の胸を触るシーンをセレクト。江上が「演出があったんですか!?」と驚くと、新井は「うち、自らやらないでしょ!おっぱいをガーって!」と全力でアピールし、会場の笑いを誘っていた。

この日はそれぞれが本当の兄弟&姉妹との思い出を明かしたが、「兄が2人いる」という窪田は「小学生くらいまでは血みどろでしたけど」とケンカすることもあった様子。

続けて「虫を採りに行ったときに、僕の手にゲジゲジみたいなとんでもないものがついたときがあって。僕は泣きじゃくって動けなくなってしまって。兄貴がどこかに行ってしまってずっと泣いていたら、兄貴が戻ってきた。ティッシュを取りに行ってくれていた」と実兄の優しい姿を明かして、会場もほっこり。新井が「兄貴も素手では触れなかったんだね」と的確なツッコミを入れると、窪田も大爆笑だった。

その新井は「4つ下の妹がいる」とのこと。「日曜の朝は、(テレビで)シルバニアファミリー、ビックリマン、ライダー系を観て、ファミコンをしていた」と妹と仲良く過ごしていたといい、「優しい方だと思いますよ」と“優しいお兄ちゃん”だったことを告白。なぜか会場からはクスクスと笑い声がもれ聞こえ、これには新井も「ホントだよ!全然笑うところじゃない」と語り、再び会場を笑わせていた。

取材・文/成田 おり枝

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