シュワちゃん、マイケル・ファスベンダーとSFコメディで共演!|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
シュワちゃん、マイケル・ファスベンダーとSFコメディで共演!

映画ニュース

シュワちゃん、マイケル・ファスベンダーとSFコメディで共演!

アーノルド・シュワルツェネッガーとデヴィッド・ハッセルホフ、マイケル・ファスベンダーが、SFアクション・コメディ『Kung Fury(原題)』で共演する事が決まったと、米バラエティが報じている。

『Kung Fury(原題)』はもともと、スウェーデン人監督のデヴィッド・サンドバーグがクラウドファンディング「Kickstarter」で集めた資金を使って脚本、監督、主演した31分のインディペンデント映画。

舞台は1980年代マイアミ。スーパーパワーを手にしたカンフー・マスターの刑事カン・フューリーが、同じくカンフーの達人であるヒトラー総統を倒そうとタイムトラベルしたところ、間違ってバイキングがいる時代まで戻ってしまう…という何ともハチャメチャなストーリー。80年代のキザな刑事ドラマやアクション映画を配合させた奇抜なセンスが、世界中で反響を呼んだカルト作だ。

そんな『Kung Fury(原題)』の続編が、長編作として製作される事が決まり、前作にも出演したデヴィッド・サンドバーグやデヴィッド・ハッセルホフに加え、最新のニュースでマイケル・ファスベンダーとアーノルド・シュワルツェネッガーの出演も発表された。

監督はサンドバーグ、製作は彼の製作会社Laser Unicornsと『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(17)を手がけたKatzSmith Productionsのデヴィッド・カッツェンバーグ、セス・グレアム=スミス、アーロン・シュミット、B-Reel Filmsのコナー・マカーンとフィリップ・ウェスグレンが参加することになっている。

アーノルド・シュワルツェネッガーは現在、過去作の続編への出演が複数決まっており「ターミネーター」シリーズの最新リブート作に加え『コナン・ザ・グレート』(82)の続編『The Legend of Conan(原題)』や『ツインズ』(88)の続編『Triplets(原題)』でダニー・デヴィート、エディ・マーフィと共演する事になっている。

マイケル・ファスベンダーは『それでも夜は明ける』(13)の残酷な農場主役や『エイリアン:コヴェナント』(17)のアンドロイド役などシリアスな役柄で有名だが、本人は"積極的にコメディに出演したい"と語っており、イギリスの短編映画『暗闇の金庫』(11)や、終始かぶり物をかぶった役を演じた『FRANK フランク』(14)といったコメディ作にも出演している。

アーノルド・シュワルツェネッガー、デヴィッド・ハッセルホフ、マイケル・ファスベンダーという豪華なメンバーが、デヴィッド・サンドバーグの創りだす超異色のSFカンフー・アクション映画でどんな演技を見せてくれるのか、期待が高まる!

LA在住/小池かおる

作品情報へ