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チャットモンチーが“死んだふり”を詰め込んだ!?映画主題歌で“完結”の花道を飾る

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チャットモンチーが“死んだふり”を詰め込んだ!?映画主題歌で“完結”の花道を飾る

「Yahoo!知恵袋」に投稿され大きな話題を呼んだ質問からインスパイアを受けて生まれたコミックエッセイを映画化した『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』(6月8日公開)。このたび本作の主題歌を、今年の夏で“完結”という名の解散を迎えるガールズバンド、チャットモンチーが担当することが決定した。

「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。どういうことなのでしょうか?」。サラリーマンのじゅんが仕事から帰ると、妻のちえは必ず死んだふりをしている。なぜ「死んだふり」を繰り返すのか訊ねても笑うだけのちえに、次第に不安を覚えはじめるじゅん。実はその行動にはちえからじゅんへの秘密のメッセージが隠されていた。

不思議な行動を繰り返す妻・ちえを演じるのは、ラブストーリーからアクションまで幅広くこなす榮倉奈々。そして夫・じゅんを演じるのはTEAM NACSの安田顕。榮倉がヒロインを演じたNHK朝の連続テレビ小説「瞳」で共演した2人が、ダブル主演でユニークな夫婦を演じる。

今回主題歌を担当するチャットモンチーは、2006年に発表した楽曲「シャングリラ」で大ブレイク。グルーヴ感溢れるロック・サウンドとエモーショナルな歌詞が幅広い年齢層から絶大な人気を集め、これまで『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』(07)や『ガチ☆ボーイ』(07)、そして『アズミ・ハルコは行方不明』(16)で主題歌を担当。そして4度目の映画主題歌で“完結”の花道を飾る。

楽曲のタイトルなどは後日公開されるとのことだが、メガホンをとる李闘士男は「チャーミングに映画のエンディングを飾ってくれています。ちょっと変な感じがするのもこの映画と同様に良いのです」と大満足のコメント。さらに安田も「曲中の“愛する君 自由な君”という言葉が、この映画のヒロインのイメージにしっくりくる」と語っている。

純粋で真っ直ぐな想いを歌い上げる雰囲気が、劇中の主人公2人の不器用だけど幸せな世界観にぴったりということで抜擢されたチャットモンチーは「私たちなりの死んだふりを詰め込みました。愛すべき2人の自由さの余韻になれれば最高です」とその出来栄えに期待が持てるコメント。本作のために書き下ろされた愛らしくハートフルな楽曲はどのような仕上がりになっているのか、是非とも注目したい。

文/久保田和馬

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