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川栄李奈、初の映画祭に大興奮!「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018」が開幕

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川栄李奈、初の映画祭に大興奮!「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018」が開幕

北海道夕張市にて、毎年恒例となる「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018」が3月15日、開幕した。本日から3月19日(月)までの5日間、話題の映画から野心的なコンペ作品に至るまで123作品もの上映が行われ、豪華ゲストを招いたさまざまなイベントが催される。

市民の手による歓迎セレモニーに続いて行われた、映画祭のオープニングセレモニーでは、鈴木市長にとって就任以来初の、雨のゆうばりということで「“逆境に立ち向かう映画祭”ということでご容赦頂ければ」とユーモアたっぷりのコメントで会場の笑いを誘った(ちなみに前日14日は、鈴木市長37歳の誕生日だったそうだ)。

さらに「京楽ピクチャーズ.PRESENTS ニューウェーブアワード」の表彰式が行われ、俳優の葉山奨之、女優の川栄李奈、監督・脚本家の岡田磨里の3名の受賞した。同賞は輝かしい活躍を見せる俳優やクリエイターに対し「新しい波を起こして欲しい」という気持ちを込めて表彰するものとして設立され、今年で5回目の開催を迎える。

男優部門の受賞者・葉山奨之はテレビドラマ「鈴木先生」で俳優デビュー後、連続テレビ小説「まれ」に出演するなど若手注目株の1人として活躍していることから本賞が贈られることとなった。葉山は初の映画賞受賞という事もあり、非常に緊張した面持ちだったが、トロフィーを贈呈されると「すごく重いです(笑)。最初、受賞を聞いたときはドッキリかと思いました」と感激し「日本映画界に必要とされる俳優になるため、日々精進していきます。ありがとうございました!」と力強く語った。

女優部門の受賞者・川栄李奈は、AKB48のオーディションに合格し、2010年に芸能界デビュー。グループ卒業後は連続テレビ小説「とと姉ちゃん」を始め『デスノート Light up the NEW world』『亜人』など話題作にも次々と出演し、さらに2017年8月のCM好感度ランキングでは1位を獲得。演技力で多くの観客を魅了させる川栄の更なる活躍を期待し、本賞受賞が決定した。川栄は「女優として賞をいただくのは初めてで、とてもうれしく思います」と喜びを表現し「映画が大好きで、お芝居が大好きなので、こうして映画の世界に迎え入れてもらえることをとても嬉しく思います。日々支えてくださる周りの方に感謝を忘れずに頑張っていきます」と意気込む。

クリエイター部門の受賞者・岡田磨里は、脚本家としてデビュー後、人間関係を繊細に描写した作品に評価の高いものが多く、企画原作からノベライズまでを手がけた「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」で人気を不動のものにした。本作の聖地巡礼が地域の経済効果を生み出し、舞台となった秩父は“アニメの聖地”と呼ばれるまでになった。最新作『さよならの朝に約束の花をかざろう』では監督業にも挑戦している岡田は「去年、脚本家デビューして20年が経ちまして…もうニューという感じでもないんですけれども(笑)。今だに打ち合わせに行くときはドキドキしていて、そのたび作品は本当に人との縁でできていると感じます。これからも、新しい作品を楽しんで生み出せるように頑張ります!」と、新境地を経て、手にした受賞の喜びを語った。

「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018」は19日(月)まで開催中だ。

取材・文/編集部

【ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018】
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