人気グラドルの亜矢乃は「女性同士の恋愛もあり!」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
人気グラドルの亜矢乃は「女性同士の恋愛もあり!」

映画ニュース

人気グラドルの亜矢乃は「女性同士の恋愛もあり!」

女性同士の激しい恋を描き、衝撃を呼んだ松浦理英子の小説『ナチュラル・ウーマン』が、94年に続き『ナチュラル・ウーマン2010』(公開中)のタイトルで再び映画化された。同作で商品撮影専門のカメラマンで、学生時代に同性と激しい恋をした主人公・容子を演じた人気グラビアアイドル、亜矢乃に話を聞いた。

「原作を読んだときに花世(汐見ゆかり演じる恋人)みたいな女性に憧れるなあと思ったし、根が容子ベースなんでしょうね。わかりやすくまっすぐな子だから、演じるうえで大変なことはなかったですね」と語る亜矢乃は、劇中の繊細で物静かな容子よりもハキハキとした元気な女の子。撮影中には原作者の松浦も何度か現場に現れ、その都度捕まえてはセリフの意図をひとつひとつ確認しながら演じていたというほどの努力家だ。

今回初の映画監督を務めた野村誠一とは写真集などで一緒に仕事をしたことがあったとか。「裏表のない方で、性格を知っていたからやりやすかったですね」と語った彼女は、もともと写真が趣味で、野村監督からカメラの持ち方を伝授されてうれしかったという。「“持ちやすいふうでいいんだよ、こうじゃなきゃいけないというのはないから”みたいに言ってくださったり、リラックスして撮影に挑めました」。

この作品で話題になっていることといえば、やはり激しいラブシーン。「容子がどういう気持ちなのかを監督と相談して、リハーサルしたら、いざ現場ではカメラはずっと回りっぱなしなんです。みーちゃん(相手役の汐見ゆかり)がちゃんと攻めてくれたし、私はおもむくままに反応すればよかったから精神的なプレッシャーはなかったですね」と初の女性同士のラブシーンも問題なくこなせたという。

そんな彼女に聞きたかったのは女性同士の恋ってあり?ってこと。「女性が好きっていうわけじゃないですけど、素敵な人が女性だったら仕方がない。好きになっちゃったもんは仕方ないでしょ。女性同士の恋愛もありですよ!」とぶっちゃけ話で周囲を和ます、まさに“ナチュラル・ウーマン”。そんな亜矢乃の話を聞いているうちに、野村監督が作り出した彼女の美しいラブシーンを改めて大きなスクリーンで見たくなった。【トライワークス】

作品情報へ