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稲垣吾郎&草なぎ剛&香取慎吾「うれしい、ずるい!」太田光監督の愛あふれる言葉に感激

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稲垣吾郎&草なぎ剛&香取慎吾「うれしい、ずるい!」太田光監督の愛あふれる言葉に感激

稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が主演する映画『クソ野郎と美しき世界』の完成披露初日舞台挨拶が4月6日に109シネマズ二子玉川で開催され、稲垣、草なぎ、香取、園子温監督、山内ケンジ監督、太田光監督、児玉裕一監督がそろって登壇した。

本作は、“新しい地図”が初めて製作を手掛けた第1回劇場公開作品。稲垣の『ピアニストを撃つな!』(園監督)、香取の『慎吾ちゃんと歌喰いの巻』(山内監督)、草なぎの『光へ、航る』(太田監督)、クソ野郎☆ALL STARSによる『新しい詩(うた)』(児玉監督)の4つの短編で構成されたオムニバス映画で、4月6日より2週間限定公開される。

稲垣、草なぎ、香取と全監督が顔をそろえるにぎやかな舞台挨拶となったこの日。稲垣は「みなさんと僕らのメモリアルな作品となる。うれしい気持ちでいっぱい。これから観てもらえるなんて夢のよう」と公開の喜びを噛み締め、草なぎも「ここでしか集まれない、一期一会の作品。いまの僕たちの映画に対しての情熱がスクリーンを通してみなさんに伝わると思う」としみじみ。

香取は「本当に幸せな作品ができた。みなさんのステキな才能がスパークしている」とニッコリ。「山内監督と僕のところが一番よかった!」と自身のエピソードを猛アピールして会場の笑いを誘っていた。

また太田監督は、この日も大暴走。ダッシュでステージに上がり、園監督に向かって「この野郎!」と噛み付いたりとやりたい放題。かと思えば、急に真面目なトーンで「とにかく草なぎがかっこいい」と自身の作品に主演した草なぎを褒め称え、さらには「3人はいろいろあった。こうして大スクリーンでのびのびと演技をしているだけでジーンとした」と3人への愛をあふれさせ、会場から大きな拍手を浴びた。

稲垣、草なぎ、香取も「うれしい」と目を細めつつ、香取は「なんかずるい!拍手までもらって!」と茶目っ気たっぷりにコメント。笑顔の絶えないイベントとなったが、最後には司会から「2週間限定上映だと、15万人突破すれば大ヒット」と伝えられる一幕も。映画の公式サイトでは観客動員数が日々更新される形でアップされるとのことで、香取は「ヒットしたら次にもつながりますか?」「みなさんも(動員数を)チェックして!」と観客に語りかけていた。

取材・文/成田 おり枝

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