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ユマ・サーマン、「キル・ビル」での確執乗り越えタランティーノと再タッグ?

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ユマ・サーマン、「キル・ビル」での確執乗り越えタランティーノと再タッグ?

1994年、クエンティン・タランティーノ監督作『パルプ・フィクション』のヒロイン役で大ブレイクを果たし、一気にスターダムに駆け上がったユマ・サーマン。同監督の『キル・ビル』(03)シリーズでも強烈な印象を残したが、その後タランティーノ作品には全く出演していない。今月4日、エンタメ系ニュースサイトのインタビューに答えたユマは、監督との関係や今後の共作の可能性などについて語った。

ユマとタランティーノ監督の関係が決裂した原因は、『キル・ビル Vol.2』(04)撮影中に起こった自動車事故だ。タランティーノ監督はスタントを立てず、車の運転に自信のないユマにカーアクションを強要したという。その結果、衝突事故に遭ったユマは脳震とうを起こし、首と膝の負傷は「一生後遺症が残る」と診断されたという。しかし今年に入り、タランティーノ監督は事故発生時の録画ビデオをユマに渡して誠意を見せ、ユマも監督の謝罪を受け入れた。動画は今年2月に公開され、ユマは事故を隠蔽しようと画策したプロデューサー陣を、自身のインスタグラムで厳しく非難している。

エンタテインメント・ウィークリーのインタビューに答えたユマは、「監督とは、事故後もいい関係だったわよ。何年もの間ケンカはしていたけどね。クリエイティブなコラボ相手として、監督とは25年間の付き合いだもの。私たちの間に悲惨な事件が起こってしまったのは確かだわ。でも、だからといって(2人の間の)歴史や遺産が目減りするわけじゃないの」「慢性的な首の問題?あるわ。あの事故の処理の仕方や、自分の扱われ方への憤怒?あるわ。じゃあ、25年の出来事を共有した相手だけど、もうどうでもいいってこと?…それは違うわ!」と語っている。

将来また監督とタッグを組む可能性については、「彼が素晴らしい脚本を書いてくれたらね」と、共作の可能性をほのめかしつつも、「あと1作撮って引退する」との監督の宣言を受け、「だから、必ずしも見込みがあるとは限らないけどね」と答えている。

UK在住/シャオ

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