トラボルタにも負けない！ベッソン監督の新ミューズはポーランド出身のスーパーモデル

『96時間』(08)のリュック・ベッソン、ピエール・モレル監督のタッグが仕掛けるサスペンス・アクション『パリより愛をこめて』が公開中だ。本作は謎の犯罪組織に立ち向かうことになった、若き駐仏アメリカ大使館員とCIA敏腕諜報部員の活躍を描いている。リュック・ベッソンと言えば『レオン』(94)のナタリー・ポートマンや『フィフス・エレメント』(97)のミラ・ジョヴォヴィッチなど、女優発掘に定評があるが、今作でも新たなミューズが誕生した。

ヒロイン役に抜擢されたのは、ポーランド出身のモデル、カシア・スムトゥニアクだ。一流ファッション誌「ELLE」「VOGUE」などの表紙を飾り、09年には「ジョルジオアルマーニ」のフレグランス“アイドル”の国際キャンペーンガールにも起用された。さらに4か国語を操る才女でもあるという。

今回彼女が挑戦するのは、ジョナサン・リース・マイヤーズが扮するアメリカ大使館員リースの恋人役キャロリン。暗殺テロ集団を追い詰めるという物語だけに、劇中は銃撃戦やカーチェイスなど激しいアクションシーンで満載。スムトゥニアクはこれを代役なしでこなしたのというから凄い。

トラボルタのぶっ飛んだアクションももちろん必見だが、ここはベッソンに見初められ、本格的に女優として歩み始めたスムトゥニアクに注目してみるのはどうだろう。ナタリーやミラのように、一躍スターダムにのし上がる日も遠くはなさそうだ。【トライワークス】