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『サスペリア』リメイク版、ダコタ・ジョンソンとクロエ・グレース・モレッツ共演で11月北米公開決定

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『サスペリア』リメイク版、ダコタ・ジョンソンとクロエ・グレース・モレッツ共演で11月北米公開決定

君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ監督が手掛けるホラー映画『Suspiria(原題)』の公開日が11月2日(金)に決定した。

この映画は”決して ひとりでは見ないでください”のコピーで日本でもヒットした、ダリオ・アルジェント監督による1977年のイタリア映画『サスペリア』のリメイク版だ。

原作同様、アメリカからヨーロッパのバレエ名門校にやってきたヒロインを主人公に、寄宿舎で起こる奇怪な現象や殺人を描く。主人公のスージーを、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』(15)のダコタ・ジョンソンが演じる。そのほか、クロエ・グレース・モレッツやティルダ・スウィントンも出演する。

本作の撮影には、山の頂上にある廃墟化したホテルが使われたそうで、寒く乾燥した過酷な環境だったそうだ。ダコタ・ジョンソンは「(この映画の撮影で)冗談なくひどい精神状態になってしまい、セラピーに行くはめになった」と語っている。

4月26日にラスベガスで開催されたシネマコンで初めて映像の一部が公開され、踊りながら骨が砕けていく主人公スージーのグロテスクな映像に、観客が皆息を飲んだそうだ。

本作は、Amazonが劇場にて 自主配給を行なった後、Amazonビデオでストリーミング配信される予定。Amazonは、今年のアワード・シーズンの参戦を意識してこの時期に公開することに決定したと予想される。また、本作の音楽は「レディオヘッド」のボーカルであるトム・ヨークが手がけており、プログレッシブ・ロック・バンド「ゴブリン」の音楽が話題を呼んだオリジナル版同様、音楽にも注目したい。

LA在住/小池かおる

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