ドラキュラ風?ケイト・ブランシェットの色モノ系ドレスに驚き!|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
ドラキュラ風?ケイト・ブランシェットの色モノ系ドレスに驚き!

映画ニュース

ドラキュラ風?ケイト・ブランシェットの色モノ系ドレスに驚き!

本年度のカンヌ国際映画祭では、是枝裕和監督の『万引き家族』(6月8日公開)が最高賞であるパルムドールの栄冠に輝いた。審査委員長を務めたケイト・ブランシェットによると、最終候補に残った数作品はいずれも甲乙つけがたい秀作だったとのことで、「(受賞作を選ぶのは)ものすごく難しかった」という。特に、スパイク・リー監督の『ブラック・クランスマン(原題)』との間では評価が拮抗していたようだが、ケイトは「(受賞作選出は)苦しかったけれど、『万引き家族』は桁外れだったわ」と、選考の感想を語った。

審査委員長という大役を終えたケイト・ブランシェットは、いつものイメージと全く違うタイプの衣装に身を包み、閉会式のレッドカーペットに登場した。ケイトが選んだのは、 アレキサンダー・マックイーンのプレタポルテコレクションのドレスで、基本はマキシ丈のタキシードコート。前面は黒だが、背面は真っ赤な巨大リボンで覆われており、まるで着物の帯をしめているように見える。リボンのサイズは肩上から足首を隠すほどの大きさで、正面を向いていても体の脇からリボンがはみ出て見えるほど。背中に何か背負っているようにも見えるし、戦隊ものの悪役風でもある。

閉会式でのケイトは、共に審査員を務めた女優のクリステン・スチュワートと並んでいたが、この日のクリステンは、“閉会式のベスト・ドレッサー”との呼び声の高いフェミニンな装い。繊細な刺繍が施されたレーシーなドレス姿のクリステンと隣り合っていたせいか、ケイトのドレスの奇をてらった感が一層際立って見えたようで、一般のネットユーザーからは、「ドラキュラか!」「ケイトの今までのドレスの中で最悪!」という声が多数寄せられていた。しかしその一方で、「何を着てても、ケイトならば興味を持てるよ」との寛容な意見にも賛同者が多く、ケイトの存在感が服装負けしていないことは、きちんと証明されていたようだ。

UK在住/シャオ

作品情報へ

関連作品

  • 万引き家族

    4.0
    2825
    万引きを重ねることで絆を築く家族を通して“真の絆”の意味を問う是枝裕和監督作品
    Amazon Prime Video U-NEXT

関連記事