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再現度高すぎ!日本への愛に満ちた『犬ヶ島』冒頭3分間の本編映像が到着

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再現度高すぎ!日本への愛に満ちた『犬ヶ島』冒頭3分間の本編映像が到着

第68回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(監督賞)を受賞したウェス・アンダーソン監督の最新作『犬ヶ島』が絶賛公開中だ。全編にわたり日本を舞台とした本作は、“ドッグ病”の大流行によって犬ヶ島に隔離されてしまった愛犬を探す少年と、犬たちの壮大な冒険をストップモーション・アニメーションで描いている。

このたび、本作の日本への愛を存分に感じることのできる冒頭3分間の映像が解禁された。映像では、神社の境内や神主の仕草、舞い上がる紅葉の葉1枚1枚の動きまでもが精巧に表現されており、屏風絵を思わせる絵画や俳句まで登場するなど、日本人の心を惹きつけられずにはいられない仕上がりとなっている。

ふんどし姿の男たちが、雄たけびを上げながら和太鼓を打ち鳴らすシーンは、波打つ太鼓の革までもが表現されており、迫力たっぷりのシーンとなっている。また、太鼓の音に合わせて映しだされるキャストロールが、英語と日本語の両方で並ぶのも本作ならではの演出だ。

本作の日本舞台挨拶でウェス・アンダーソン監督は「この映画の日本は僕のイマジネーションで出来ていて、日本の文化や日本の方々、そして何より日本の映画にインスピレーションを受けているんだ。2004年にはじめて来日したとき、本当に日本が大好きになったよ」と、かねてより日本を敬愛していたことを明かしていたが、冒頭の3分間だけでも、これほど日本への愛に溢れている本作。本編では、日本を舞台にどのような物語が繰り広げられるのか、ぜひ劇場で確かめていただきたい。

文/編集部

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