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ヒーローなのに軟禁中!? マーベル最新作『アントマン&ワスプ』監督が語る魅力

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ヒーローなのに軟禁中!? マーベル最新作『アントマン&ワスプ』監督が語る魅力

映画史上最小にして最強のヒーローの活躍を描いたマーベル・スタジオ最新作『アントマン&ワスプ』が8月31日(金)に公開となる。身長をわずか1.5cmにまで縮め、また新たな強敵に立ち向かうアントマン。前作に引き続き主演を務めるポール・ラッドとペイトン・リード監督が、本作の衝撃の設定やアントマンの魅力について語った。

アントマンは、特殊スーツによって身長をわずか1.5cmに縮小させることで、超人的なパワーを発揮し相手を翻弄する、変幻自在のヒーロー。本作では、アントマンスーツの生みの親であるピム博士の娘で、頭脳明晰かつ身体能力抜群なホープが、アントマンの新たな相棒“ワスプ”として登場し、謎の敵“ゴースト”と戦う。背中に羽を携え強力な武器を使いこなす完璧なヒロイン・ワスプが、アントマンと繰り広げる華麗なバディ・アクションに注目だ。

主演のポール・ラッドは、“アントマン”である主人公スコット・ラングの境遇について「残念なことに、僕は、自宅軟禁されているよ」と衝撃の事実を明かした。なんとこの作品ではFBI監視のもと自宅に缶詰状態だというのだ。そんな環境から彼はどうやって活躍することになるのだろうか…?

そもそもスコットは元泥棒で前科持ち、奥さんにも愛想をつかされてバツイチとなった、どうしようもない中年男性だった。養育費の支払いもままならず、お金を稼ぐために刑務所時代の仲間とつるんでさらに盗みを働いてしまうダメなやつなのだ。

ペイトン・リード監督は、そんなスコットの役柄について「彼は、科学者じゃないし、億万長者でもない。自分の人生でいくつか悪い決断を下してしまっただけの普通の人なんだ」と説明し、「別れてしまった妻の信用を取り戻し、自分の娘の人生の一部に戻りたいと思っているんだ」とコメント。ただ大好きな娘のためにカッコイイ父親でいたい、そんな純粋な気持ちが彼を突き動かしているのだ。ある意味ヒーローらしくない親しみやすさや、感情移入しやすいキャラクターが、彼の大きな魅力だと言えるだろう。

マーベル・スタジオの最新作『アントマン&ワスプ』。完璧ではないからこそ、観たらきっと応援したくなる等身大ヒーローの大活躍に、魅了される日が楽しみだ。

文/編集部

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