崖をチャリで疾走!岩から岩へ綱渡り!世界の“命知らず”たちの衝撃光景【写真21点】
オーストラリア本国で昨年ドキュメンタリー映画として年間No.1ヒットを記録した『クレイジー・フォー・マウンテン』が7月21日(土)から公開。世界の名だたる山々の絶景と共に収められている、山を愛する人間たちの“クレイジー”な超絶体験を紹介したい!
ハリウッドの名優ウィレム・デフォーがナレーションを務め、オーストラリア室内管弦楽団による重厚なクラシック音楽に彩られた本作。崇高な山岳信仰と前人未到の山を踏破した偉人の歴史を振り返りつつ、ネパールのエベレストからフランスのモンブラン、日本の羊蹄山に至るまで、世界の名峰がたっぷりと映し出される。最新技術やドローンで撮影された、白く輝く雪山の頂や眼下に広がる雲海、そびえたつ断崖絶壁など、思わず見入ってしまうほど雄大だ。
しかし本作の魅力はそれだけでない。“聖域”と恐れられる山へそれぞれのスタイルで挑む、命知らずの人間たちが次々と登場するのだ。垂直の岩壁を1本のロープも付けずに登頂する者、そびえたつ2つ巨岩の間500mを悠々と綱渡りする者など、強靭な肉体と精神を持った猛者たち…。スクリーン越しでも恐怖を覚えてしまうほどの景色の中で繰り出される神技の数々には圧倒されっぱなし!
そして極めつけは、鋭く切り立った山頂から細い尾根を自転車で一気に駆け降りるシーン。一歩間違えれば崖から真っ逆さまの道なき道を疾走し、なんと、そのまま断崖をジャンプ!普通の人間なら尻込みするような刺激的なエクストリームスポーツに嬉々として身を投じる男たちに、ただただくぎ付けになるばかりだ。
弦楽器の調べにのせた美しい山の景色と、ハラハラドキドキの妙技が一体となった本作は、大スクリーンで観てこその迫力。命知らずの冒険者たちが観ている光景を、ぜひ映画で味わってみてほしい!
文/トライワークス