キャイ〜ン天野ひろゆきが“ナルト”に共感!「僕の宿命の相手はウド鈴木」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
キャイ〜ン天野ひろゆきが“ナルト”に共感!「僕の宿命の相手はウド鈴木」

映画ニュース

キャイ〜ン天野ひろゆきが“ナルト”に共感!「僕の宿命の相手はウド鈴木」

7月31日(土)に公開されるアニメ映画「劇場版NARUTO ナルト 疾風伝 ザ・ロストタワー」の同時上映作品「劇場版 NARUTO ナルト そよ風伝 ナルトと魔神と3つのお願いだってばよ!!」にキャイ〜ンの天野ひろゆきが声優として参加。“ナルト”の大ファンである天野が特にお気に入りのキャラクター“ロック・リー”のコスプレで出演の喜びを語ってくれた。

木ノ葉の里で忍びの長“火影”を目指す忍者の少年・ナルト(声:竹内順子)の活躍を描く同作は、週刊少年ジャンプに連載中の原作(著:岸本斉史)、テレビ東京系で放送中のアニメともに世界中で高い人気を誇り、既刊コミック計51巻の世界累計発行部数は1億を突破している。

天野は本作について「第1話がジャンプに掲載された時から売れるという確信がありました」と熱っぽく語る。「まず岸本先生の画力が素晴らしく、モチーフも世界中が気になる職業“忍者”ですから、これはヒットするなと。加えて、強大な力を持つ獣“九尾”を体内に封印しているという宿命をナルトは背負っていますが、他のキャラクターもそれぞれに宿命があり、それが作品全体の哀愁を感じさせているのも魅力的です。僕はアニメも第1話から録画してるんですよ。お気に入りのエピソードを有野晋哉くん(よゐこ)に貸したら帰ってきません。困ります。返してください!」。話し出すと止まらないといった様子の天野。本作への満を持しての出演に、「今日着ている衣装をこの夏の普段着にしようかな」と言うほど笑顔いっぱいだ。

映画では3つの願いを叶える“魔神”を演じ、キャラクターたちとドタバタコメディーを繰り広げる。「3つの願いをめぐってナルトたちを翻弄できたのが楽しかったですね! 本編はかっこいいバトルが見どころですが、こちらはコメディなのでキャラクターたちの面白い個性を楽しんでもらえたらと思います」。

魔神役は硬軟を演じ分け、笑いを誘う。「僕は昔から声だけは良いとほめられますし、キャラクターの見た目も僕に似ていたので演じやすかったです。実写化される時には自分で演じられてありがたいですしね(笑)。僕の頭の中では魔神を主人公にしたスピンオフもできてるんです。ナルトが九尾と仲良くしたいと言ったら叶えてあげるし、火影にもしてあげるし、(敵の)暁や大蛇丸の願いも叶えてあげます。まあそんな話、誰も見に来ないと思いますが」。

もちろん、本作はそんな話ではないのでファンの方はご安心を。さて、天野自身も“宿命”を背負っており、ナルトと共感するところもあるのだとか。「ナルトは九尾という宿命を背負っていますが、僕はウド鈴木という存在を背負わされ、20年たっても飼い慣らすことができません。今回の仕事も奴は非常にうらやましがって、何とか侵食しようとしてくるんです。恐ろしい奴です。僕もナルトと一緒に宿命に負けずに頑張っていこうと思います!」

相変わらずコンビ仲が良さそうで何より。ナルトや天野のように明確な宿命でなくても、誰にでも乗り越えなければならない何かがあるもの。この夏はナルト映画から宿命を乗り越えるエネルギーをもらってみては。【取材・文/駒見明子】

関連作品